学術情報処理研究 No.1 1997 pp.129
編集後記
「学術情報処理研究」発行の話は昨年度の学術及び総合情報処理センター間の協議で決定されました。皆さんの御協力により、本年度無事第一回目の発行にこぎつけることができましたことをお礼申し上げます。私自身、今年4月に愛媛大学総合情報処理センター長に就任しましたが、ほとんど自動的(強制的)に編集委員会主査の役目を負うことになり、雑誌作りのお手伝いをすることになりました。重要なことは新しい雑誌の性格や方向づけをどうするかですが、これまでの事情に詳しい、本学の和田講師と、実際に発行を担当される図書館情報大学総合情報処理センターの松本助教授に相談しながら進めてまいりました。
特に、査読つき論文の扱いや内容の方向づけが重要なポイントになりました。現在までの経過や、センターの特殊事情などを考えた上で、実際のセンター業務もしくはそれに関連する実用性の高い内容という位置付けを行ない、論文の投稿をお願いしました。本年度は時間的に極めて厳しく、査読委員には実行委員と編集委員の方々にお手数をおかけしました。論文の査読報告は原則的に2週間以内でお願いし、専門とかなり離れた内容に対しても無理をお願いしました。その結果、3件の査読つき論文が受理され、無事発行されることになりました。また、多くの方に原稿を依頼し、快くお引受けいただきました。関係者の皆さんのご苦労に感謝致します。
最後に、論文の受付と関連事務のみならず、雑誌の表紙や形態など、こまごまとした業務のほとんどは図書館情報大学総合情報処理センターの松本助教授が中心になって行なわれました。また、雑誌発行は図書館情報大学総合情報処理センターにお世話になりました。改めてお礼申し上げます。これからも、いろいろ難問は山積しているようですが、改良を進めていって、広く引用され高い評価を受ける雑誌になるように協力していきましょう。
学術情報処理研究
編集委員会主査 鵜飼 正行
(愛媛大学 松山市文京町3,
ugai@procyon.cs.ehime-u.ac.jp)
学術情報処理研究編集委員会
主査 鵜飼 正行(愛媛大学)
土屋 俊(千葉大学) 仁田 周一(東京農工大学)
渡邊 亮(熊本大学) 田畑 孝一(図書館情報大学)
和田 武(愛媛大学) 山下 和之(千葉大学)
萩原 洋一(東京農工大学) 杉谷 賢一(熊本大学)
松本 紳(図書館情報大学)