中森明菜、この時期こそ「人類愛」歌う
松田聖子が歌った「瑠璃色の地球」

中森明菜
中森明菜
 米英によるイラク攻撃が進むなか、中森明菜(37)が人類愛をテーマにした「瑠璃色の地球」をシングルカットすることになった。4月30日に発売予定の新曲「Days」のボーナストラックとして追加収録される。

 同曲は歌手、松田聖子(41)が、昭和61年発売のアルバム「SUPREME」に収録し、NHK「紅白歌合戦」でも歌った代表曲。人は争って傷つけあうが、愛する力もあるはず…といった人類愛、人間愛を歌う内容。

 明菜は昨春、この曲をカバーアルバム「ZERO〜歌姫II」に収録。今年、携帯電話のCMソングにも使われていたが、最近になって明菜が「シングル曲として改めてレコーディングしたい」と提案。今月中旬、山梨・山中湖でジャケット撮影も行い、レコーディングもすませた。

 イラク攻撃が長期化の様相も見せるなか、明菜は「こんな時代だからこそ、この歌の持つメッセージを伝えられたら」などと話しているという。

 また、「Days」は明菜がシングル曲では初めて作詞にチャレンジしている。

ZAKZAK 2003/03/31