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コンピュータ・ジョーク 2

ソフトウェアエンジニア、ハードウェアエンジニア、マネージャの3人が、会議に出席するため車で険しい山道を下っていた。ところが、突然ブレーキが故障してしまった。車はほぼ制御不能になり、道から落ちそうになったりガードレールに跳ね返ったりしたが、奇跡的に山肌に側面をこすりながら停止した。

車に乗っていた3人は、震えてはいたものの幸い怪我はなかった。ただ、問題が一つあった。彼らは、険しい山の中腹でブレーキのない車の中で立ち往生してしまったのだ。さて、どうする?

マネージャが言った。
「会議を開いて、ヴィジョンを決定し、ミッションステートメントを確立し、ゴールを設定、そして絶え間ない改良によって、このクリティカルな問題に付いてのソリューションを見つけよう。それで問題は解決だ」

ハードウェアエンジニアが言った。
「駄目駄目。それじゃ時間がかかりすぎるし、そのやり方がうまくいった試しがない。 ここにアーミーナイフがあるから、すぐに車のブレーキングシステムを全部ばらせるさ。それで欠陥を見つけて直せば、大丈夫」

ソフトウェアエンジニアが言った。
「他のことをやる前に、また車を走らせて再現するかどうか試してみるべきじゃないかな」


マネージャのグループに、旗のポールの高さを測れという仕事が与えられた。彼らは、ハシゴとメジャーを持ってポールのところへ行った。ハシゴから落ちるわ、メジャーは落とすわで作業は混乱を極めた。

あるプログラマが通りかかり、彼らのやろうとしていることを見て近くにやってきた。そのプログラマは、ポールを地面から引っこ抜いて平らに横たえ、端から端までの長さを測り、その結果をマネージャの一人に教えて歩き去った。

プログラマが行ってしまった後で、一人のマネージャが仲間に振り向いて笑った。
「いかにもプログラマのやりそうなことじゃないか! われわれは高さを測ろうとしていたのに、彼が測ったのは長さじゃないか」


プログラムが動かないときの、プログラマの言い訳ベスト1

 「私のマシンではちゃんと動くよ


ディルバートの「給料の法則」は、以下のことに言及している。
  「エンジニアと科学者は、ビジネスエグゼクティブやセールスの人々ほど稼ぐことが出来ない」

この法則が成り立つことは、誰しもが真であると認める次の二つの仮定から導き出された方程式により、証明された。以下にその解を示す。

 仮定1:知識は力なり
 仮定2:時は金なり

すべてのエンジニアと科学者が知っての通り、次の等式が成り立つ。
 力 = 仕事 / 時間

しかるに:
 知識 = 力 かつ 時 = 金

よって:
 知識 = 仕事 / 金

これを金について解くと、次の式が得られる。
 金 = 仕事 / 知識

したがって、知識が0に近づくにつれ、なされた仕事に関わらず、金は無限大に近づいていく。

結論: 知っていることが少なければ少ないほど、より給料が増える


どんな機械でも直せる、優れたエンジニアがいた。30年間忠実に会社に勤めた後、彼は無事引退した。数年後、数億円の機械がどうしても直せないと、会社から知らせを受けた。いろいろ試したが、彼らにはどうにも直せないのであった。
彼らは自暴自棄になって、過去に多くの問題を解決した、引退したエンジニアに連絡を取った。エンジニアは、しぶしぶ腰を上げたのであった。

彼は、巨大な機械を一日かけて調べた。その日も終わろうかという頃、彼はある部品の上に小さな"x"マークをチョークで書いて、誇らしげに言った。
「これが問題の個所だ」

その部品は交換されて、また機械は完全に動くようになった。会社は、仕事代として5万ドルを彼から請求された。会社は、料金の明細を要求した。
そのエンジニアは、ごく短い返答をよこした。

料金は全額支払われ、エンジニアは再び幸せな引退生活に戻った。


高校の体育館で、女子が片方の壁に並び、男子はもう片方の壁に並んでいるとする。10秒ごとに、お互いの距離の半分まで近寄ることにする。
数学者、物理学者、エンジニアに質問してみよう。
「女子と男子が出会うのはいつか?」

数学者は言った。
「出会うことはない」

物理学者は言った。
「無限の時間が過ぎた後に」

エンジニアは言った。
「えーと・・・。約2分後に、彼らのしたいことがなんでもできるぐらいに近づくね」

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担当:加藤
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