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 富野由悠季という人物を意識したのはエヴァンゲリオンが流行った時の何かのインタビューで。ああこういう人なのね、と。それまで名前くらいは知ってたけれど小説書いてるし。その時に初めて顔写真見て、歳の割には妙に老けこんでいるように見えたんだけど、最近はうってかわってハツラツですね。もっと前の上も下も毛のある頃の顔を見るとどうしても笑いがこみ上げてくるんだけど。
 シリーズの中でというか、ここ数年のTVアニメの中では、突出した出来なんだろうが、それは間違いないだろうが、私にはどうもこうもピンと来ないと言うか肌に合わない。ヒゲとかデザインとかそういうのは別にどうでもいいだけど、今でもよく書けないな、これに関しては。ブレンは概ね気に入っているんだがターンAはまた違う。機会があれば映画もふくめて全話見直してみよう。いつになるやら。
他と比べると見劣りするのは確かだが別に嫌いではない。ガンダム出せなくてもいいじゃないかと思いつつも、出さなければこれ自体作れないもんな。個々のエピソードの間の繋がりがチグハグに感じる、前半と後半で…ってこれは仕方の無いことですが。ラストリゾートはこれぞ蛇足というモノの見事なお手本だ。映画も作られてたけど、催眠術かけられて回想シーンってなんだそりゃ?
 次のアルファベットは何になるんだ? というくらいしか興味はありませんでした。

スーファミの格闘ゲームは
なぜWなのにここまで…
というくらいに良く出来てた。
本編そのものは別になんとも
 エンターティメントってのはここまでやらないとな、という印象。そうさ、ラブラブ天驚拳まで。Gガン好きでもあれは退いたって人がいるがあそこまでやってからこそ、他の凡百のアニメと一線を画せたのでは。ミスター味っ子もGロボもそうだけど今川監督って終盤話のまとめになるとどうもボタンを掛け間違えたような。けれど、そんなの気にはならない圧倒的な勢い。プラモの指が動くのには当時感動。
 ネット始めて意外だったことの一つ、Vガンがなかなか好評だということ。それまで周りの友人連中には酷評または見てない人がほとんどだったからな。その通りかも電波と言えば確かにそうかもしれないが、ここまで真摯に電波を飛ばしてるアニメは他にはないよ。シリーズ通してのベスト、今まで見たアニメの中でも5本の指。最終回の本当に終っていく感じが好きだ。
 MSの描き込み、動きは凄いし、実際それだけでメシが何杯もいけてしまうほどだが、デンドロビウムのやり過ぎ感は好きなんだが。それ以外はどうも。前半にはあった人同士の戦いが後になるにつれ希薄になり、それだけにやたら凄いクオリティのバトルシーンだけが寒々しく浮いている。ファン層の新規開拓っていうのならこれは大成功。私はこういうカッコいいジオンは格好良くないと思う。
 物足りなさは多々あるけれど、鉄仮面のカロッゾ・ロナの存在でそこは埋められるでしょう。というのは言い過ぎか確かにつまらなくはないけれど…って映画だよな。
 セシリー探し出すラストは結構好きだったりあれなかったら評価はもっと下がってたかと。マイッツアーのキャラも好きだったな本当に惜しいという印象。あとビームシールドの発明はたいしたもんだ。
多少冗長ですが、そこも味なんだと言ってしまったら、それは贔屓の引き倒しでしょうか。少ないが密度の濃い戦闘シーンとバーニィとアルのキャラや個人的なお気に入り度は高い。ケンプファーを組み立てたりアレックス用の罠作ったりの手で作っているマニュファクチュア感も好きだな。同じガンダムでもこれやGが作られるってのは面白いよな。ネームバリューと言ってしまえばそうなんですが。
初めて見たときには腑に落ちない点が多々。壊れかけのリ・ガズィにやられるαアジール、最後のアクシズ返し等々。でも今はそういう部分はあまり気にならない、というかそこがなければつまらない。νガンダムとサザビーのファンネルの打ち合いからどつきあいは絵的にも映画的にも名シーンだと思う。しかしカムラン出すのってファンサービスなのか?今ではこれに出てくるシャアが一番好きだ。
 今回『ガンダム』というお題で書いてみて、読み手として誰を想定するかという部分で悩んでしまいました。普段友人・知人と話している時にはあまり気にしなかった、というか目の前に話し手がいるわけですしね。結局想いつくままに垂れ流してしまいましたが、本音では見境なしに好きですよ『ガンダム』。
 それだけコストかけてますしね。
 実は個人的には物語としてのリアルさに評価できる点があると思う。「ガンダム」でよく言われるリアルさとはその世界観での整合性であり、すなわち現実性というわけではない。また、物語の現実性というのはその要素のリアルさが呼び込むものでもないわけで、そう考えたら∀で評価すべきところが過去のガンダムとの関係性や監督の考えと別のところにもある気がする。
内容の稚拙さがさすがに厳しい。設定がきちんとしていようが機動戦士であろうが限界というものがあるでしょう。だって、わざわざOVA買ったり借りたりするような「ガンダム」が好きな人々にとっては「たかがアニメじゃないんだ」と言いたげなSF考証だったり、政治的なやり取りだったりするわけなんだからその辺を考慮してあげなきゃでしょう。物語を面白くするエッセンスとしても重要だしね。
 月が出ているかを昼間でも室内でも尋ねることが常となる社会現象を巻き起こした問題作。ちなみに第三話は「私の愛馬は凶暴です」。もし「私の女房は凶暴です」ならある意味ありがち。「私のAIBOは凶暴です」ならぜひそんなアグレッシブなAIBOが見てみたいもの。ついでにこの頃、渋谷・池袋周辺で自らをバルチャーと称する一団が大量発生。口癖は「月は出ているか?」だったとか。
 主役の男の子達がガンダムを身にまとって戦ったとしても問題がない気がするが。しかし「ガンダム」でも工夫次第であんな市場のあんな人種を開拓できるとは、感心してしまいました。知り合いからOVAで主役機に「羽が付いた」と聞いて「冥界とかに行けるのか」尋ねたところ、「ついている翼から宇宙空間にもかかわらず何故かその羽根が舞う」というもっとショッキングな話を聞かされた。
 最終回の必殺技より師匠より釣鐘型よりショックだったのが『デビルガンダム』。だってそんな名前ボンボンで連載するプラモ漫画にしかつけちゃだめでしょ。そういえばどちらも操縦者にMSのダメージがフィードバックするってシステムあったし、それはそれでありか?
 ついでにこの『デビルガンダム』のプラモの出来があまりにお粗末だったのをよく覚えています。
 とにかく衝撃的でした。それにもかかわらず周りで見ている人間が少なかったので、その衝撃を発露する機会がなく悶々としていた覚えがある。今思いかえすと、女(母)の情念がまとわりつくように全体を通して感じられる点が興味深いと思う。アニメで描かれるテーマとしては十分議論の余地があると思う、少なくともアニメキャラの心理やアニメの世界観での政治議論よりは。
 当時映画館で見ました、これ。SDでないガンダムを久しぶりに見たなぁといった感じでした。でも、一緒に見た友人の弟がSDのプラモデル付きの前売り券(多分)だったのと同時上映もSDだった気がする。友人の弟は鉄仮面についていまいち判然としない面持ちであったが、いっそのこと「あの仮面の下は監督さんなんだよ」と試しに言ってみても良かったかもしれない。
 話はともかくMSのデザインや戦闘シーンなどは見ごたえがあるし視聴するのが著しく時間の無駄というわけではないと思う。ただ、ガトーが好きな人間が「カウボーイビバップ」を好きな人間と同一人物であることが多く、それがまたあまりお付き合いをしたくないようなカテゴリーに位置することが多くて本作の印象まで悪くしている。製作者のセンスが垣間見えてしまうキャラが多くてげんなり。
 とても上手くまとまっていてガンダムのOVAの中では最も好感をもっている。とはいえ、あくまで比較の話であって物語や展開といったところでは富野御大将の監督作品には見劣りする。もちろんOVAでの作画やメカデザインなどはそれはそれで魅力だが、作品全体の評価がそれらの要素に負うところが大きく、「ガンダム」というものに燃えない人には進められないし、理解し難いだろうなと思う。
 ローカルなだが、中学生の頃、関西だけで深夜70〜80年代のアニメを毎夜3話放送してくれる、「ヒーローは眠らない」という番組があった。そこで僕は「ガンダム」「マジンガー」「009」に触れることができた。こう見ると「俺の思春期はアニメか」と思えてしまうが、それはさておき、とにかく結論はやしきたかじんは「劇場版ガンダム」のEDを唄ったことを亡きものにしているということだ。
 きつい言い方かも知れないが、他のガンダム作品と比べると、駄目作品です。
 戦場における人間模様を描きたっかたのだと思うが、こんなんでは全然駄目。
 これなら映画「プラトーン」を見たほうが全然いい。
 今でも、そして、これからも、忘れない、きっと・・・ウッソの哀しみと共に・・・彼はそのノーマルスーツ用のヘルメットを見つめ、こういった・・・「かあさんだよ」と。そのメットからは真紅の鮮血が、一滴一滴としたたり落ちていた。  えっぐぅぅぅぅ。なにあれは? とてつもなくある意味スリリングな展開に楽しませてもらいました。ラストの老人パワーが必見でっせぇ。
 ガトーが格好いいのだから、もっとガトーを活かせることはできなかった
か!
 残念無念の口惜しさだけだ。
本当はもっと面白くなるはずの要素がたくさんあっただけに・・・。
ジャンク屋のおっさんとの話しなんかは面白かったのに。
 一遍の映画として、ガンダムを全く知らない人が観てもそれなりに楽しめる作品であると思います。
 こう見ていくと、演出家富野は劇場用アニメ監督としての手腕のほうがあるのではとさえおもえてくるな。「逆シャア」同様に物語がラストへ向かって行こうとしているあの盛り上がり方。手に汗握る展開は映画の醍醐味ですねぇ。
 スパロボのリアル系って、富野作品ばっかりじゃん!と言うほど一つの系統を作り上げたガンダム。アニメで見たことがあるだろうか?第一作が25年前の作品で続編も随分出ているとなれば、今からガンダムを楽しむのは少々面倒に感じるかも知れないが、面倒さを覆すだけの面白さのある作品なので、触れたことのない人は是非見て頂きたい。
 スパロボ情報のみ。
 アプサラスが笑えるね。


 二軍落ちガンダム。
 何かWもXも、世界設定・キャラ設定・メカ設定全部スパロボへの出演を前提としているような実にいじりやすい設定ですな。面白くはありませんが。
 このガンダムのせいでテレ朝金曜のアニメ枠が無くなったと思うと、なにやら恨み言を言いたくなりますね。

 ガンダム一杯路線ぱーと2。
 富野のガンダムに慣れ親しんでいると、わざわざガンダムを使って作るこういうアニメの、ちょいとカッコつけたり変にシリアスだったりする所が鼻につきますねぇ。
 完全平和主義ですか? スパロボの世界設定には丁度いいけど、それ以上には成れませんなぁ。ゼロカスタムのデザインはおなか一杯に成りますね
 Vの次にこれかよ!!と、第1話の前の特番で初めてみた瞬間に戦意喪失。
 合間の話を何話か見て、最後に偶然最終話を見た。石破らぶらぶ天驚拳。いや、本当に大爆笑しました。
 SDガンダムと同じ位置で楽しむのがよいかと。
 スパロボにも良く出るのでネタ元として見るのも良し。
 狙った暑苦しさがいい感じです。
 私が初めて触れたガンダム。第1話が回想で無理矢理V1を合体させてみたり。V2がおもちゃ臭かったり。あぁ、CM、バンダイとレックスばっかりだったなぁ。作画もひどかったりと駄目なところばかり目立ちます。その一方で、シュラク隊及び母さん生首など、生々しいトラウマ植え付けアニメでもありました。午後5時にこれ流すなんて、すごいやテレ朝。「いけいけぼくらのVガンダム」はお勧め。
 スパロボ&小説でしか知りません。ガトーのキャラクターや、ガーベラテトラ等のメカニックデザインは凄くいいと思うけどね。
 コウ・ウラキの声が横島忠夫なので、きっと見ない。
 逆襲のシャアが2時間しかない映画作品でありながらガンダムで有れたのは、完結編だったからで。プロローグ見せられてもねぇ。物足りなさしか残りません。
 世界設定さっぱり分からないから、恋人の親父コロして終了だし。小説版とクロスボーンガンダムの三点セットなら8点ぐらいまで上がりますが。クロスボーンの作画が長谷川佑一じゃなければ9点ね。
 スパロボ&小説でしか知りません。チョバムアーマーをスパロボに登場させた偉大な作品だね。
 新しいスパロボが出るために一言二言話すために林原呼ばなきゃいけないのが欠点だけど。
 バーニィ可哀想。
 以上終了。


ヒゲのデザインを見た瞬間に随分とガッツダウンしたものだが、それも今は昔。宇宙世紀から時代を経た世界観。旧世代の遺跡の様な兵器群とそれに対するムーンレイスの兵器。その中に立つヒゲは違和感無く、そして神像のようにも見える。菅野の音楽も相まって、神話のような物語に見えた。ま、ギンガナムの御大将がいい感じでその雰囲気を壊しましたが。最終回のED曲がお気に入り。
月刊レビュー 今月のお題:「ガンダム」
●ついにはじまった悪夢の新企画「月刊レビュー」 ●ここでは毎月10作品程度を扱い週間と同じ形式でのクロスレビューを行ないます。●対象となる作品は主に完結後の「旧作」となる予定です。ちなみに毎月25日前後に更新予定。●「週間」同様レビューのネタ募集中です。●各レビュアーから「仕事量が多すぎる」と怨嗟の声があがる本企画、果たして生き延びることが出来るか!?
 宇宙世紀架空年表の魅力は十二分に分かる。でも結局、より幅広い層に訴えることが出来るのは、年表を埋めるだけの作品ではなく、富野由悠季という作家が持つ普遍的な魅力だと思う。こう書くと「たががアニメに」と冷笑的な態度をとって喜ぶバカが出てくるけどじゃあ「たかが」じゃないものを見せてみろって。俄か知識の社会派トーク?それとも皆さんお得意のブンガク? へ〜(笑)

総評:
「ガンダム」シリーズについて
 告白しちゃうと、私がTVシリーズで全部観てるのは「V」と「W」と「∀」だけなんです・・・ごめんなさい。ファーストも映画でしか知らないし。でも、「ガンダム」っていうとマニアもののイメージがありますけど、少なくとも私が観た作品はどれも、別にアニメに特別興味がない人でも楽しめる「広い」作品だと思います。特にファーストの映画や「∀」はいろんな人に観て欲しいなあって本当に思います。
「F91」以降の富野が挑んできたたっぷりとした画面作りも手伝って、最近のアニメでは本当に珍しい「新作」の名に値する作品だった。「ブレン」を最初に観たときも驚いたが、この第一話はそれ以上。毛色の違うものを誉めたがる連中の盲目的な絶賛には賛成出来ないが、他の作家には真似できない、もう一つの作品世界を生み出していることは確か。予定調和のない展開はむしろ心地良い。
富野御大将が99年に放った問題作。シド・ミードデザインの「ヒゲ」ガンダムが賛否両論を呼んだが内容はそれ以上に異色。
∀ガンダム
 これは不思議な作品でした。「ガンダム」って、なんかギスギスしているイメージが強かったんですけど、この作品の柔らかい感じにはビックリしました。「癒し系」ってよく言われてますけそ、普通の「癒し」っていうのとはちょっと違う、本当にこの作品じゃなきゃ味わえない独特の雰囲気があったと思います。ロランもソシエもハリーもディアナさまもみんな素直に好きになれる「愛すべき作品」かなあ。
 0083じゃないけれど、非富野宇宙世紀作品はよほど慎重にやらないと作画以外にいいところがない貧しいものになってしまう。この「08」も例外ではない。戦闘描写だけで楽しめるのも83同様だけど、ドラマ部分が退屈で仕方ないのも同じ。確かに後半の方が面白いけど、こういう話が観たいなら「ガンダム」である必要なんてまるでない訳で。川元キャラはこの漫画的なのが一番いいと思う。
 檜山サンの声のせいかもしれないですけど、このシロー隊長が好きです♪ う〜ん、ちょっと暑苦しいかなあって思うんですけど、なんか憎めないんですよね。後半の方が評判がいいって聞きましたけど、私は隊長さんたちの人間ドラマがたっぷり観られる前半の方が好きです。後半はなんか0083みたいでちょっと・・・。あと、米倉千尋さんの主題歌は本当に大好きで何度も聴いています♪
ガンダムOVA第三弾は一年戦争モノ。神田監督の急死で「宇宙の炭鉱夫」の飯田馬之介が登版。
機動戦士ガンダム
第08MS小隊
 出来の悪さではワースト。特に各話演出が酷い。はっきり言ってスタッフの熱意が感じられない手抜き描写が目に付きすぎる。でも、意外と話自体は嫌いじゃない。「マイトガイン」もそうだけど高松監督は目の付け所は素晴らしいけど表現力がついていってないと思う。艦長と医者とか、キャラは好きだけど。あとこの世界設定、「風のハヌマーン」っていうジュニアノベルからの完全な盗作だよね。
 これもあんまり観てなかったなあ。前の「W」が大好きだったからすごく期待していたんですけど・・まず地味でしたよね、キャラもお話も、なんかパッとしない、そんな印象です。あと主人公のオトコノコもなんか嫌だったような記憶があります。この作品を観ていたというよりは、同じ曜日にやっていた「こどちゃ」と「スレイヤーズ」へのつなぎに観ていたんだと思います。ごめんなさい〜
「マイトガイン」高松真司を監督に据えたものの3クール打ち切りの憂き目を見た悲劇的作品。
機動新世紀
ガンダムX
美少年アニメ化したケレン身のあるキャラは案外嫌いじゃない。だが、0083同様、ガンオタの気持ち悪いとこが一番出ている作品。これを真に受ける奴って多分、毎朝新聞読んで23観て、宗男アフガン語りまくるんだろうなあ、頭悪いクセに(笑) いや、スタッフはジュニアノベルの自分語り程度の気持ちで確信犯なんだろうけど、「ガンダム」って名前が付いてるだけで本気にする連中居るからね。
 これと「エヴァ」がなかったら、私はこのサイトに書くような人間にはなってないですね!それくらいデュオ様に、そしてあの華麗なる5人の貴公子にメロメロになった時期がありました!誰が何と言おうと 「ガンダム」らしい深みのあるストーリーのいい所と、魅力的な男性キャラが合わさって出来た一大傑作だと思います!OVA「エンドレスワルツ」も最高ですよ、観てない人は是非見てください!
「トルーパー」の池田成を監督に開始した美少年5人組ユニットガンダム。
新機動戦記
ガンダムW
 いわゆる「平成非富野三部作」の中では最も成功している。今川作品の中でも成功した方だと思う。確かに「ガンダム」である必然性は皆無だし「シリーズのツラ汚し」だと罵る『慎治』(今野敏・双葉社刊)の小池先生の気持ちも分かる。でも「0083」のようなタチの悪い宇宙世紀モノが「ガンダム」として認められるならば、むしろ本作の存在を歓迎したい。東方不敗のモデルが富野って本当?
 暑苦しいキャラがあんまり好きじゃないないなあ、というのが正直な感想です。全部で3回か4回しか観ていないんですけど、同じ格闘モノだったら同じ頃やってた「幽☆遊☆白書」の方がずっと良かったと思うなあ(鞍馬が、もう!) 小学生の男の子がプラモデルを欲しがるのは分かるんですけど、「こんなのガンダムじゃない」っていう意見にどっちかっていうと賛成です。
初の非富野TVガンダムは初の非宇宙世紀ガンダム。あの今川泰宏が描くロボット格闘大会。
機動武闘伝
Gガンダム
 話だけならこれが富野作品中一番かもしれない。作画の問題を筆頭に、ダメなところは山ほどあるけど、それを補って余りある「怨念」のような魅力がこれにはある。一生拭い去れない「傷」をつけるこの独特の作品世界を展開できるのは、今のアニメ界では富野由悠季ただ一人だと思う。嫌がらせのように厭世的なムードで語られる「おぞましき母性」のドラマは不気味だが病的な魅力がある。
 アイコンで分かると思うんですけど、大好きな作品です♪ でも、こう思うようになったのは最近になってからで、放映当時は絵が綺麗じゃなくて好きじゃありませんでした。でも、あれから何年もたって見直したときに、大嫌いだったカテジナや、色んな登場人物の気持ちが少し分かったような気がしました。とにかく一度見たら忘れられない、噛めば噛むほど味が出る、何度でも見たい作品です。
93年放映。低視聴率と戦いつづけた最新の富野宇宙世紀ガンダム。

機動戦士Vガンダム
 宇宙世紀ガンダムでは最低の出来。「ビバップ」同様作画は「最高」だが他が酷すぎる。ビョーキのオトコノコの痛々しい妄想で塗りたくられた設定、ストーリー、そしてキャラ造型。メカフェチの女なんて出すなよ、そんなの居たとしてもお前なんかと友達にはなんねーぞ。ガトーを筆頭に淡白で安直な軍人キャラもつまらない。スタッフの頭の悪さが身に沁みる。「コンバット」でも見てろよ、全く(笑)
 とっても絵が綺麗な作品。でもあんまりお話の方は・・・。特に何なんですか、あのニナっていう人は!!こういう女の人が許せる人の気持ちが分かりません。確かに「ガンダム」って嫌な人が一杯でてくるけどこのニナさんはどこも魅力的なとこがなくてただ単に「イヤな女」ですよね。コウもガトー少佐も、あの人のどこがいいのかなあ。こういうのがオトコノコ向けっていうのかも。
ガンダムOVA第二弾は初代とゼータの間を埋める物語。メカ描写が圧巻!
機動戦士ガンダム
0083
スターダストメモリー
 尻切れトンボのダメな企画映画なんだけど、演出的には「逆シャア」より好きなくらい。「ブレン」「∀」でおなじみのたっぷりとした画面づくりがこの「F91」で一番堪能出来ると思う。ただ、例によって作画が酷いせいで台無しになっている所も。胡散臭いレジスタンス連中の描写も印象的だけど、やっぱり「家庭の問題だからな」とつぶやき実の娘を嬲りに出かけるサイボーグ親父にしびれます(笑)
 続きが気になる〜! やっぱりこのお話って、続きありそうですよね? なんか展開が早すぎて、ちょっとお話についていくのが大変だったなあ。最後のシーンはとっても感動しました。森口博子さんの歌うテーマソングも素敵ですね!でも鉄仮面はちょっと不気味すぎ・・・。これまでの「ガンダム」は敵側もけっこういい人が多くて魅力的だったのに、この「鉄仮面」はちょっと引いちゃいました。
富野監督劇場第二作にあたる完全オリジナル映画。安彦、大河原両氏がデザインで参加。
機動戦士ガンダム
F9
1
 最後はちょっと悲しいけど、とっても「いい」お話です。絵もなかなか綺麗で、気持ちよく見れました。「ガンダム」って、けっこう「すごい」人の話が多いですけど、こういう「普通の」人の話ももっと見たいなあ。クリスとバーニィのカップリングは、そのままパイと八雲(3×3EYES)なんですね!椎名恵さんの主題歌も大好きです!(OPもEDも) 他の「ガンダム」はちょっとハードすぎる人にお勧め♪
初の「非・富野G」にして初のガンダムOVA。監督は「パトレイバー3」の高山文彦
機動戦士ガンダム0080
ポケットの中の戦争
 非富野ガンダムで唯一観る価値があるのがこれ。逆にいうと他の非富野ガンダムは「メカと美少女」に過剰な思い入れをもつ「特定の性癖」の持ち主にしか楽しめない。ただ「面白いアニメ」が観たいならガンダムOVAではこの「ポケ戦」しかない。演出の高山の地味だがしっかりとした画面づくりは山賀の適度に青臭い脚本とよく合っていると思う。コロニー内生活の丁寧な描写も魅力的。
 2時間もある映画をこれだけ飽きさせず、これだけのものを詰め込んでもきちんと作品になっているところは圧巻。確かに前提としてTVシリーズが存在しているがために成り立っている作品ではあるが、それを考慮に入れてもやはり劇場用アニメとしてはすばらしいと思う。ところで、本作に出てくるハサウェイのその後を書いた『閃光のハサウェイ』って映像化されないのかな?結構好きなんだけど。
 ガンダムファンによるガンダムファンのためのガンダム映画の様な作品とでも言うべきか。はっきりいって泣ける。熱き漢達の最期のジハード。カッコよすぎるよぉ。ブライトさえもカッコいいもん。あれだけのものを映画枠の中にきちんと収めている富野演出、冴えに冴えまくり、流石。カッコイイイ漢達をこれからも描いて下さい、と、これを結びの挨拶に変えさせて頂きます。
 最高傑作かと。2時間があっという間に過ぎます。起伏のあるストーリーがすばらしい。それを盛り上げるBGMがすばらしい。MSのデザインもこれまでで一番すばらしい。ハサウェイの駄目っぷりもすばらしい。何かもう、けなすところが見あたらない。今までのガンダムを見て無くても、ちゃんと楽しめるレベルの娯楽作品。見て損なしですね。
 嫌でも盛り上がるストーリーに2時間で限界まで情報量を詰め込む演出の力技はさすが。「演出家」富野が最も成功した作品はこれだと思う。押井守がかつて指摘したように、これまでの「ガンダム」にあった思春期の甘酸っぱい部分と一緒に全ての「タテマエ」を葬り去り、革命幻想や進歩史観への嫌悪を剥き出しにした問題作。そしてその剥き出し具合が最高に気持ちいい。
富野監督初の劇場用オリジナル作品。アムロとシャアの対決についに決着が着く完結編!!
(殿堂入り
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
 大好きだったアムロとシャアの戦いについに決着が着いちゃう映画ですね。楽しみに観たんですけど、う〜ん一回見ただけじゃあお話がよく分からない〜。でもそれくらいどんどんとお話が進んで、2時間緊張しっ放しになっちゃう映画なんです! 観た後になんかすご〜く「映画観たなあ」って圧倒されちゃいます。最後も感動しましたし、小室さんの主題歌も好きなんですけど、クエスが嫌い〜!
 よく批判の対象にされる前半のコメディ路線。個人的には嫌いじゃないけれどやっぱり空回りしていると思う。後半のとってつけたようなメロドラマも同じくらい脱力モノだけど、メカと半裸の美少女さえでてくれば文句はないってことなんでしょうねぇ、全国の我が同胞諸君は(笑) ダメなとこばっかなんだけどあの厭世的なムードと富野台詞の連発だけででも最終回まで見せてしまうから不思議。
 一応見ていた筈ですが、今となっては腹にメガ粒子砲のあるMSの名前すら思い出せないとは。
 ストーリーが追いづらいのは受け手の責任だとしても、各話演出が酷い。サンライズは絵がダメなので演出が悪いとすごくぎこちない芝居になる。が、来るべき「自意識過剰の90年代」を予見したかのようなキャラ造型や、初代信者のニュータイプ幻想を破壊する現状認知のラストは観ていて痛快。宇宙世紀という架空歴史で遊ぶベースとしても割としっかりしており総合的にはそれなりに良作。
今でも話はよく分からない、シャアがダカールで演説して状況がどう変わったんだ?でも最終回のあれに至るまでの狂った勢いはとても好きだ。あの荒んだ不快なんだが惹き付けられる空気。よく皆殺しオチとかで揶揄されますが、私は気に入っている。でも要らない話が多すぎるような、3分の2くらいにまでまとめればまだ評価は高かったような。前作に比べ個々の話がつまらない。
 誰もが認めるエポックメイキング。でも一番決定的なのは富野本人がコンテ切っている所。基本的に画の粗いサンライズの仕事をまともに観れる作品にしている力量には脱帽。絵だけ綺麗に作ってる最近のスタジオ(GONZOとか)の仕事よりも、総合的にはこっちの方が魅力的だと思う。かといって自称ニュータイプの初代信者ほど痛い連中はいないしなあ。ちょっと甘ったるいのが難点。
 ノスタルジーとインプリンティングの相乗効果が大ですが、面白いものは面白い。しかし人妻温泉のナレーターは古谷徹だとばかり思い込んでいたが違うんですね、ゾイドのバンの人らしい。この人も芸の幅広いなあと感心してたんだけど、あれは絶対に間違えるって、2ちゃんのハッピーレッスンのスレッド見るまでは露ほども疑わなかったから。勘違いしてる人のほうが多いんじゃないの?
●善良な市民●
本サイト管理人。この各レビュアーの紹介文は管理人の独断と偏見に基いて書かれています。浅羽通明に罵倒された過去アリ。
ふーず・ふー
現役引きこもり2ちゃんねらー。一年半以上外界との接触を断ち、死亡説が流れた過去アリ。
  ●鬱田躁氏
留年王。担任の教師に説得されて約3日間だけ東大を目指した過去アリ。
機動戦士ガンダム
ミッキー陳カス 某私大プロレスサークルのコミックマッチャー。学園祭で院生レスラーに叩きのめされた過去アリ。
 まいたけ  元サッカー部という稀有な過去をもつマニア。「24人のビリーミリガン」(笑)を購入した過去と離婚歴アリ。
そのぜータの直接的な続編。前作とうって変わったコメディタッチの演出がこれまた賛否両論を引き起こす。
1985年放送。あの初代「ガンダム」の7年後の世界を描く続編。賛否両論を呼んだ問題作。
1979年放送開始。TVアニメのエポックメイキングにして、ガンダムシリーズの第一作。君は、生き延びることが出来るか!?(殿堂入り
機動戦士ガンダムΖΖ


SP

Cyber あまてらす



 

 これね…普通に見てるのが辛い回もかなりある。キャラクターの外見や設定も萎えるような要素は多い。でもよくよく考えたら、未だに人気のあるMSも多数出てきたわけだしそんなに非難するつもりはありません。どの程度の比重を置くかにも拠るけどキャラやメカのデザインは重要。とゆうか、それらを抜きで「ニュータイプ論」とか本気で語ろうとする奴は例外なくキモイから。
 大学生になってから見ました。だからある程度冷静で一歩引いて見ていたんだと思う。「むごすぎる」。最初はそれでも良かった。だけど、その調子で最後までいくと、見ていて気分が悪い。そうなんだよ、シャアがクワトロとかいう奴で金ぴかの不細工なモビルスーツに乗っており、めっぽう弱かったら、ダメなんだって。
 ・・・あれ、冷静さを欠いているような。まっ、いっか。
 中二の僕はその時・・・衝撃を受けた。この「ガンダム」が描く世界観、人物、兵器、どれもが当時のその少年にとっては新鮮だった。何かと大人の真似事をしようと背伸びしていた少年。そんな少年に「ガンダム」はそれまでのアニメとはひと味もふた味も違う大人の味を味合わせてくれた。「ニュータイプってなんだ?」「弾幕って?」「酸欠乏症って?」難解だからこそ、少年は大人になっていった。
惑星開発委員会
月刊レビュー

2002 6 26

機動戦士Ζガンダム
●善良な婦女子●
管理人と並ぶレギュラーレビュアー。筆が早いので重宝する存在。松浦亜弥風の髪型に挫折した過去アリ。
「アニメじゃない、アニメじゃない、本当のことさ」 で、始まる「ZZ」なんだけど、オープニングに登場するシャアが一向に本編に出演しないのは、嫌がらせか。
 ともかく「Z」を引きずったストーリーに思ったが、それは取り越し苦労で済んだ。
 個人的には前半のほうが好きですが、とはいっても僕のアニメ史は残る作品ではなかった。
 点数の上でファーストと開きがあるのはエポックメイキングか否かという観点でのみ。
 実はZは個人的にあまり好きではない。
 近頃見返してみたんだがキャラ等々に鼻につくところがあってどうも。当時はそんなに気にならなかったのだが。
 あと普通に絵が厳しいかも。見ていない回に限ってそれがひどくて…。
どう転んでもエポックメイキングとして評価せざるをえないですね。個人的には『ガンダム』をアニメという文法抜きで評価することが可能なんじゃないかといった向きのことを思っていたが、近頃は撤回しつつある。ともかく評価もしているし面白いとも思いますよ、少なくともアニメーションとしては。誉めるコメントも貶すコメントも十分出てますから特に記すことはないのが本音です。
 いや、間何話かは見てるんだけど。小説版って、これも随分はしょった内容だったけど、これで読んだ知識が一つ。
 後はゲーム経由の知識。ヤザン壊れたり、ガンダムチームとかブライトが言ってたり、何かおなか一杯。
 何も知らないでエルピー計画買ってとどめ刺されました。
 放映時は小学生だったため小難しくて見なかったが、年とってから小説などでストーリーを知って印象激変。トラウマ植え付けアニメ。主人公を筆頭に性格のねじくれた人物が実に多い。又、主人公の行動が我儘放題のくせに状況に流されっぱなしで愉快。シロッコ・ハマーン・ジャミトフと、富野な台詞をこれでもかと吐くアクの強い敵キャラが豊富なのも特色。エンディングは異常(勿論ほめ言葉)
 SDのゲームで登場人物などは知っていた。小説を先に読んだのだが、暗い話だな、ぐらいの感想だった。が、アニメを見ると俄然印象が変わった。シャアに代表される魅力的な敵キャラが、時に主人公アムロよりも強い存在感を出し、ストーリーを進めていく。次にどんな事が起きるのか、どきどきする展開。圧巻だ。旧作だと言って敬遠せず、映画版でなくテレビ版を見ていただきたい。
 最初のギャグっぽいお話を見たときは、もう少しファンを大切にしてもらいたいなあって思ったんですけど、後半結構持ち直してくれたんで良かったです。プルもプルツーも、絶対死ぬんだなあって分かっていてもやっぱり悲しいですよね。でもリィナちゃんは生きててホッとしました。ぜータガンダムで出てこなかったセイラさんにも会えたし♪でも、どうせだったらアムロとシャアも出して欲しかったなあ。
 カミーユが最初出てきたときは、「なんて性格が悪いんだろう」って思ったんですけど、ホンコンの話辺りからだんだん好きになって、最終回では結構本気でショック受けちゃいました・・・。ぜータガンダム、悲しい話が多すぎますよね。カミーユは好きですけど、アムロやシャアにももう少し活躍して欲しかったなあ。面白いんだけどちょっと物足りないですね。あと、ベルトーチカは嫌いです!!
 やっぱりファースト・ガンダムですよね〜!! 「ガンダム」が他のSFっぽいアニメと違うのは、やっぱりキャラの魅力!! まだ可愛いらしいアムロ君も、ニヒルなシャアも大好きです!! 今見ると少し絵がちょっと・・・って感じもしますけど、観ている間は全然気にならないからすごいですよね〜。観ていて一番元気が出る終わり方も大好きです。 映画版の井上大輔さんの歌もいいですよね♪ 
         
○10点満点
○平均9点以上で
「殿堂入り」
○レヴューのネタ募集中
○毎月25日更新
●今月のクロスレビュー(2002・6・26)