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THE FINE ART OF SURFACING
/THE BOOMTOWN RATS
哀愁のマンディ / ブ−ムタウン・ラッツ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

前から思ってたんだけど・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アルバムの邦題の付けかたとして、
「原題無視で、収録されているヒット曲のタイトルをアルバム・タイトルにしてしまう」
という方法をとられる事は多い。
 

例えばドア−ズ。
1stアルバムは原題も「The Doors」なんだけど、
邦題は「ハ−トに火をつけて」

例えばティア−ズ・フォ−・フィア−ズ。
大ヒット曲”シャウト”を収録した大ヒットアルバム
「SONGS FROM THE BIG CHAIR」
の邦題は「シャウト」

例えばイエス。
グループ初の全米NO.1ヒット「ロンリー・ハート」を収録したアルバム
「90125」の邦題は「ロンリ−・ハ−ト」

んなカンジで、
イマイチ日本で盛り上がっていなかったブ−ムタウン・ラッツのこの3rdアルバムが
全米大ヒットとなった曲を前面に出して、
日本でも大ヒットさせよう!ってんで、
思いっきり「哀愁のマンディ」という邦題にされたのも
しごく納得のできるハナシではある。
 
 
 

しかしなあ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

前から思ってたんだけど、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

この一見ブキミな(・・・湖に今まさに浮かばんとしている水死体・・・の、ような・・・)イラストのジャケのアルバムのタイトルが

哀愁のマンディ

ってのは・・・
なんか合わね-なあ!って・・・

だいたい”I Don't Like Mondays”の邦題が”哀愁のマンディ”ってのも結構ツライ。
歌詞の内容を知らずに、字ヅラだけで”哀愁のマンディ”ってのを見ると、
 

「・・・ん?マンディって女の子の名前かあ?
マンディの悲恋物語かあ?」
 

とか、
 

ちょっとだけ歌詞の内容を知っている人であれば、
「・・・ん?あの乱射事件を起こした女の子の名前ってマンディなのかあ?」
 

とか、
 

(・・・記憶違いかもしれんが、バリ−・マニロウか誰かの曲でも
”哀愁のマンディ”ってタイトルのなかったっけ?)

そんなコト考えたアタマで、
原題無視で、安直にヒット曲をタイトルにされちまったこのアルバムのジャケットを
タイトルを口にしながら再び眺めてみよう・・・
 
 
 
 
 
 
 

哀愁のマンディ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・どう?なんかヘンじゃない?
 
 
 
 
 

。。。って!

うお!そんなどうでもいい事で長々ヤっちまった!

(こういうハナシはこっちでやるべきだったか・・・) ←クリック!
 

手っ取り早く言うと
 

俺はこのアルバムが
大好きなんだあああああっ!
 

まず、
単純に言うなら「良い曲」ばっかり。
うおう!
これ以上単純な言い方はない!
まさにミジンコ的、
アメ−バ的、
ゾウリムシ的、
単細胞生物的な表現だ。
でもそうなんだからしょうがない。
「良い曲」ばっかり。

しかし、
それらの「良い曲」はけっして単純なモンじゃあない。

ホントは「良い曲」だけで済ましてしまいたいとこだし、
事実そうなんだからそうしたいんだけど、
どうもそれだけじゃ済まないらしい。
 
 
 

このアルバムを聴いて俺が今思い浮かべるのは
ティム・バ−トン監督の「バットマン」で
ジャック・ニコルスンが演じた悪役・ジョ−カ−のこんなシ−ン。
 
 

信頼していたボスの策略にはまり、
薬品工場でのバットマンとの格闘の果て、
薬品(廃液だったっけ?)の樽に転落しちまった悪党・ジャックは
命からがらモグリの医者の元へ・・・
一命を取り留めたものの、
手足、顔は包帯でグルグル巻き。
薄暗い部屋で医者の制止を振り切って、包帯を解きカガミを見るジャック。
 

ジャック「・・・ふひひひひっ・・・」
医者「・・・どうしょうもなかったんだ!」
ジャック「・・・ひひっ!うひひひひっ!」
医者「・・・器具もこれしかなかった!」
ジャック「ひひひひひっ!うひひひひっ!」
 

裏切られ、顔も醜くゆがみ、
絶望と哀しみと怒りの極地に達したジャックは・・・笑った!
それも大笑いだ!
 

「ふひひひひひひっ!うひひひひひひひひひひひひひひっ!」

かくして地獄の道化師・ジョ−カ−は誕生する。
 

「俺はポップ・ソングが大好きだ。
何気なく口ずさんでいた歌が、
それがどんな事を歌っているのかに気付いたとき
その意味の大きさに驚かされるんだ・・・」

みたいなことを当時ボブ・ゲルドフは発言していた。

日本の偉大なポップソング、それは”童謡”である。
「赤とんぼ」の歌詞”十五で姉やは嫁に行き/お里の便りも絶え果てた”やら、
「かごめかごめ」の歌詞に関するさまざまな考察などを思い起こしてみれば
ボブ・ゲルドフのこの発言の意味を理解するのは容易いよな。

その言葉どおり、
大ヒットした哀愁のマンディ
「”月曜日がキライ”というのが理由で学校で銃を乱射し、11人を死傷させた少女」
の実話に基づいたハナシ、
涙のダイヤモンドスマイルが首吊り自殺する少女のハナシ、
「いつも誰かに見張られてる!」という強迫観念の歌サムワンズ・ルッキング
苦しい苦しい不眠症の歌スリ−プ
邦題そのまんまの私はカメラ狂
などなど、
”何気なく口ずさみたくなる”メロディでつづられたこのアルバムの曲のほとんどが、
現代社会の病巣たる
偏執狂、強迫観念、孤独感、それらから導き出される悲劇のオンパレ−ドでやんの。
 

しかも、それらの曲は
すばらしく練りこまれたアレンジであるにも関わらず、
ほとんど全曲に「おどけた」コ−ラス、
「ふざけてんじゃね-の?」ってカンジのコ−ラスが必ずはいるのである。
(・・・俺にはそう聞こえるってだけで、実際大真面目かもしれんが・・・)
”茶化して”いると言ってもいいような気もする。
”ユ−モラス”というより、”おどけている”のである。
全曲、どことなく”おどけている”ト−ンを俺はカンジるんだよ!
 

現代社会の病を目の当たりにしたボブ・ゲルドフは、ブ−ムタウン・ラッツは、
あきれた!
そしてあまりの絶望と哀しみと怒りに・・・・
・・・笑った?
 
 

ゲルドフ「・・・ふひひひひっ・・・」
医者「・・・どうしょうもないんだ!」
ゲルドフ「・・・ひひっ!うひひひひっ!」
医者「・・・器具もこれしかないんだ!」
ゲルドフ「ひひひひひっ!うひひひひっ!」

かくして地獄の道化師・ゲルドフは誕生する。
 

しかし
笑ったボブ・ゲルドフは、
あくまでも冷静である。
我を忘れてはいないのである。
それは”狂気の笑い”ではなく、あくまでもただ”あきれて”思わず漏れた笑いである。
 

ボ−カルはおどけてはいない。
(・・・全く無いわけでもないけど)
 

”あきれて”思わず笑っちまったボブ・ゲルドフは、
まじめくさったリ−ドボ−カルに道化のコ−ラスをかぶせ、
同時に明らかに”泣いて”いやがるのだ。

しかも、
ヤツはその事を世間に伝えるために、
”病んだ現代社会を告発”するために、
曲を作っているわけではない。

あくまで、
”あきれて笑い”つつ”涙する”という、
その感情の振幅を表現するために、ポップ・ソングを歌っている。

病んだ現代社会に目を向ける事もモチロンなんだけど、
このアルバムでは、むしろ
「それらの事実を知った時にどんな感情をもつか?」
という事が重要視されてるような気がする。
 
 

「俺はポップ・ソングが大好きだ。
何気なく口ずさんでいた歌が、
それがどんな事を歌っているのかに気付いたとき
その意味の大きさに驚かされるんだ・・・」

つまりは、やっぱりそういう事なんだろ-なあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

さて、また長々またヤッちまいましたが、
これでも
あくまで序章なんだよ!
 
 
 

俺が言いたい事ってのは、
 

このアルバムはまるで「うま煮」のようなアルバムで、
俺は「うま煮」が大好きなんだよおっ!ってこと。

うま煮ってそれがうま煮だって事だけで、
ソイツを食うとき
俺にしてみると、
「何が入ってるか?」ってのはあんまり気にならないンだよな。
イロイロ入ってるってのが当たり前なんだから。
大体入ってるものってのは定番ものばかりとはいえ、
たまにちょっと違うものが入ってたり、
たまにいつもの具が入ってなかったりしたとしても
あのコトコト煮つめた味わいがあればいいわけ。
(同じ事はおでんでもカレ−でもシチュ−でもいえる)
いろんなものがはいっていてコトコト煮つめて作られる。
イロイロ入ってるってのが当たり前。
んで、いつ食ってもウマイ。
 

うまい”煮物”ってのはそういうモンだし、
うまいロックやポップスってのもそういうモンだと思う。
 
 

このアルバムってのはまさにそんなアルバムなんだよな、俺にとっては。
上で長々言わしていただいた、
「笑っていいのか悪いのか?真剣に考えるべきじゃね-のか?」って事も、
見事に”味わい”の一つと化しておる。
あくまで味わいの一つなんだ。
(ちょっとした”苦味”だわな)
 

いろんな音楽性がブちこまれているのもあたりまえ。
いちいちそれら一つ一つをとりあげてあ-だこ-だ言う以前に
楽しいやら
うれしいやら
悲しいやら
ツライやら
痛いやら
ノリノリやら
メロディアスやら
が渾然一体となって
全部いっしょくたに耳に飛び込んできて
ミョ−にジイ--------ンとさせられる。
 

曲のテ−マは深いわ、
アレンジは深いわ、
演奏は派手ではないが手堅くシコシコしてるわ、
ボ−カルも決してウマクはないが説得力に満ちて味わい深いわで、
 

ブチ込まれているもの一つ一つは、
そりゃもう他では類を見ないほど”極端に深い”ものばかりなのに、
実にあっさりあっさり楽しめてしまう。
 
 

これはもう、素晴らしいアルバムなんだよっ!
 
 

俺自身で言うと、
正直、大ヒット曲「哀愁のマンディ」はあんまり好きじゃなかった。
今でも、このアルバムの中では比較的順位は低い方にはいっちまう。
 

とにかく、俺的には一曲目のサムワンズ・ルッキングがまず好きで、
アコギ一本でしずしずはじまったかとおもうと、
それこそ”哀愁”ただようオルガンが絡んできて
「な-なななななな-」
ってなコ−ラスがはいってきて、
ドラムがはいってきて、
さらに
「う-う-う-」
っちゅうファルセット・コ−ラスが絡んできて
で、メイン・ボ−カルがはいってきて
さらにコ−ラスが絡んできて、
そのコ−ラスがどんどんエスカレ−トしていって、
しまいにや
「サムワンズルッキングアッチュ!オオオオッ!」
で大爆発するっ!
てな具合の
「ひたすら次から次へとたたみ込み続ける!」この展開が俺にはタマラなくてよお!
こんなにたたみ込み続く曲ってのは後にも先にもないんじゃね-の?
こんな曲、はじめてだぜ!
 

んで、
 

それが実にアッサリ終わったかとおもうと、
続く涙のダイヤモンドスマイル
これまたギタ−一本ではじまって
次々と楽器が増え、音が増え、コ−ラスがはいり、
どんどんエスカレ−トしていき、
しまいにゃ大爆発!
って曲なんだよな。
1〜2曲目で、とにかく「たたみ込み続ける」曲が続く。
これがまず好きで、
続く3曲目の風が冷たく
そこまでの熱をさますかのような風の音で始まるにも関わらず、
結局これも
「どんどんたたみ込んでいく」曲でやんの。
途中から突然飛び出す
「どれみふぁそふぁみれ、どれみふぁそふぁみれ」
みたいなギタ−が俺大好きでさあ。
 


 

続く私はカメラ狂
やっと一息つけるような、
そのくせ明るすぎて逆にパラノイアックに聞こえる逸品で、
 

で、
 

続くスリ−プが、もう大傑作なんだよなあ。
アチラのアニメ(トムとジェリ−やらポパイやら)で
アタマをブン殴られたあとなんかで流れるような
らりぱっぱ〜的な音を思わせるシンセ(ピアノ?)の音色で幕を開け、
不眠症の辛さ、苦しさがかくも明るく物悲しいメロディで「たんたんたんたんたん」ってな軽快なリズムで奏でられる、
まさに”地獄の道化師”(・・・いや俺が勝手に言ってるんだけど)な曲だ!
「Why Can't I Close My Eyes And Go To Sleep?」
って、センテンス覚えて、ゲルドフ氏と一緒に口ずさんでみ!
これ、実際に歌ってみたらかなりキモチイイんだよ!
いやホント。
 

んで、
 

曲終わった後で延々「ひゃっはっはっはっは!」って笑いが入る。
 

「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
 

初めて聴いたときがアナログ盤だったんで、
「あちゃ!レコ−ドにキズついたか?針とんでるか?」
と思っちまった。
 

「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
 
 
 

ええかげんにせんかい!

A面はこれでオシマイなわけだが・・・
「オフザケ」以上に、逆に「恐怖」をカンジさせる
このヘンなオマケが俺けっこう好きでして・・・

みなさんはいかが?
 

さて、B面一曲目は例の「哀マン」なんだが、
A面のやたら凝りまくった曲の集合体の反動か、
B面はこの「哀マン」以外は、比較的シンプルなノリのいい曲ばかりになっておる。
 

これがまたイイのな!
 

ようは、
A面は「一曲の中でたたみ込む展開が炸裂する!」というナンバ−が立て続けに披露されるのに対し、
B面は「シンプルな曲」が次々と立て続けに披露されることで、全体がたたみ込む展開になってるんだよなあ。
 

「哀マン」でしずしずと幕を開け、
ナッシング・ハプンドでちょいとユ−モラスなタッチが顔を出し、
して
わかりやすく、実にイカしたリズムギタ−とキ−ボ−ドの絡みが
もう絶叫したくなるほどカッコよいキ−プ・イット・アップ
これまた見事なクライマックスとなりやがり、
(おらあ、この曲の後半で顔出す「ふぅ-う-う-う-う-!」っつうファルセット・コ−ラスを聞くと、
なぜか・・・なぜか・・・なぜか
泣きたくなるんだよねえ!
ホントに泣いたりはしないけど。)
ここでついたハズミを、
間髪いれずにスタ−トするナイスン・ニ−ト
あろうことか更に加速させる!引っかき回す!
んで爆裂して終わった後、
エピロ−グのように
ラテン風ノリの逸品ホエン・ザ・ナイト・カムズ
にぎやかにもシッポリと幕を下ろすという、
実にお見事である。

聴きようによっちゃあ、ちょいと「単調」に思えるかもしれないB面だけども、
(事実、俺は買った当時はB面がいまいちピンとこなかったもんでA面ばかり聴いておった)
そんな事にピピピと感じてからは大好きになっちまった。
 
 

俺、ブ−ムタウン・ラッツはこのアルバムしか持ってない。
だからヤツらの全アルバムの中でどんな位置にあるのか、
他の作品と比べてどうなのか、
そういうハナシはできんのです。
んだども!
単純にただの一つの”作品”として、
「このアルバムはロック史に名を残す名盤の一つだ!」
ぐらいのことを言ってもイイと思う。
それぐらいのデキのアルバムだと思う。
だから言わしてくれえ。
 

「このアルバムはロック史に名を残す名盤の一つだ!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
「ひゃっはっはっはっは!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・この項を、
素晴らしいブ−ムタウン・ラッツ・ファンサイト
「Banana Repubric」
オ−ナ−のめいすん氏に捧げる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

というわけで、

さあ、聞いてくれ!

 
 
 
 
 

・・・さらに
 

余談!

(おひまな方はド−ゾ!)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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(2002/6/26)