第27話 「必殺の一撃を放て!」           2005年4月12日放送
四組に分散して瀞霊廷に落下した一護達。一緒に落ちた一護とガンジュは、偶然その場所でさぼっていた十一番隊第三席の斑目一角・第五席の綾瀬川弓親とそれぞれに戦闘を開始する。一角と死闘を繰り広げる一護。押され気味の一護だったが、次第に一角の動きをとらえて反撃に打って出る。ついに一角の鬼灯丸をかわして必殺の一撃を放つ一護。一方ガンジュは、斬魄刀を開放した弓親に追い詰められていた。

 第28話 「狙われた織姫」            2005年4月19日放送
瀞霊廷各所で騒ぎを起こす一護達。十一番隊第三席の一角を退けた一護は、今度は十一番隊の隊員たちに追いまわされていた。ガンジュも十一番隊第五席の弓親から必死に逃げていたが、ついに追い詰められてしまう。背後に迫る弓親。前方には霊力を遮断する『殺気石』で囲まれた巨大な穴。絶対絶命のガンジュ。そのころ、一緒に行動している織姫と石田のもとにも新たなる敵が近づいていた。

 第29話 「突破せよ!死神包囲網」           2005年4月26日放送
石田と織姫の前に現れた七番隊第四席の一貫坂慈郎坊。最強の飛び道具使いの証である“鎌鼬(かまいたち)”の称号を持つ慈郎坊は、自らの斬魄刀“劈烏(つんざきがらす)”を解放して二人を攻撃してくる。宙を舞う劈烏の無数の刃が放たれる瞬間、全ての刃を石田のクインシーの矢が叩き落す。逆に追いつめられた慈郎坊は、石田の隙を突いて織姫に襲いかかろうとするが…。そのころ、やっと合流した一護とガンジュは、死神の大群に囲まれていた。

 第30話 「立ちはだかる恋次」            2005年5月3日放送
成り行きで四番隊の山田花太郎と一緒に行動することになった一護とガンジュ。二人はその花太郎の案内で瀞霊廷全域に張り巡らされた地下水道を通ってルキアの捕われている懺罪宮を目指していた。何故敵である自分達を案内するのか花太郎に問う一護。花太郎は、ルキアの世話係として過ごした日々の事を話し始める。一方瀞霊廷では副隊長達が情報の報告会を行っていたが、一護達に侵入よるあまりの被害の多さに騒然となっていた。

 第31話 「斬る為の覚悟」             2005年5月10日放送
ついに一護と恋次の激闘が始まった。斬月を振りかざす一護に対して、いきなり蛇尾丸を解放する恋次。最初は互角に渡り合う二人だったが、次第に恋次に押され始める一護。現世では力を制限されていたという恋次の霊力は前に戦った時の五倍だという。蛇尾丸の猛攻に必死に耐える一護は、その攻撃に一定のパターンがあることに気付いた。何度目かの攻撃を受けきった一護は、その隙をついて反撃に出ようとするが…。

 第32話 「星と野良犬」              2005年5月17日放送
覚悟を決めた一護の放った一撃を受けて吹っ飛ぶ恋次。薄れゆく意識の中、遠い過去から引きずっていた悔しさが恋次の中に突き上げてくる。ルキアと過ごした少年時代。治安の悪い街で恋次達は家族のように暮らしていた。しかし霊力のない仲間達は次々と亡くなり、ルキアと恋次はこの生活から抜け出す為に死神になることを決意する。そして死神の学校である震央霊術院に入学した二人の運命を分ける日がやってくる。

 第33話 「奇跡!謎の新ヒーロー」        2005年5月24日放送
一護達が尸魂界に旅だって数日、担当死神がいなくなった空座町では奇妙な現象が多発していた。そんなある日、一護の妹の遊子と夏梨は何故か空から降ってきた一護と似た子猫と出会う。らくだのももひきの色に似ているからラクと名づけてかわいがる遊子。そんなラクを狙って次々とホロウが襲いかかってくる。一方、浦原商店ではジン太とウルルが暇をもてあましていた。

 第34話 「夜明けの惨劇」            2005年5月31日放送
恋次と決着がついた一護は、そのまま意識を失って倒れこんでしまう。他の死神がかけつける前に一護を連れて地下水道に身を隠す花太郎とガンジュ。花太郎は四番隊の死神だけがもつ治癒能力を使って瀕死の一護の治療を始める。一方、六番隊副隊長である恋次の敗北は隊長達に衝撃を与えていた。護廷十三隊総隊長である山本元柳斎重國は、一護達旅禍との全面戦争を宣言。瀞霊廷に戦時特令が発令された。

 第35話 「藍染暗殺!忍び寄る闇」         2005年6月7日放送
無残な姿で発見された藍染。驚愕する副隊長の雛森桃。その時、ニヤついた笑みを浮かべた三番隊隊長の市丸ギンが姿を現す。十番隊隊長の日番谷に『三番隊には気をつけろ』と言われていた雛森は、市丸の姿を見て逆上。市丸に襲い掛かる。そこに割って入る三番隊副隊長の吉良。雛森と吉良。副隊長同士が互いに斬魄刀を解放して対峙する異常事態。そして二人の斬魄刀が交差したその時…。

 第36話 「更木剣八、迫る!」     2005年6月14日放送
暴走の末に十番隊隊長の日番谷に捕らえられた雛森は、五番隊の牢に入れられていた。その雛森の所に、死んだ藍染からの手紙を届けに十番隊副隊長の松本乱菊が現れる。手紙には、藍染がつきとめたソウルソサエティを巡る恐ろしい陰謀の全てが書かれていた。一方一護達は、十一番隊隊長・更木剣八と遭遇。その凄まじい霊圧に圧倒される一護たち。一護はガンジュと花太郎を先に逃がし、単身剣八に戦いを挑む。

 第37話 「拳の理由」           2005年6月21日放送
突入の際に一人になっていたチャドは、そのまま誰とも合流せずにルキアの捕われている懺罪宮を目指していた。八番隊の管轄する場所に入りこんだチャドは、八番隊第三席の円乗寺辰房と遭遇する。が、一撃で退ける。チャドの戦いの様子を詰所の窓から見ていた八番隊隊長の京楽春水は、おもむろにチャドの前に姿を現す。身構えるチャド。しかし春水は戦う様子を見せず、チャドに「退いてくれ」と言う。

 第38話 「絶体絶命!折られた斬月」 2005年6月28日放送
十一番隊隊長・更木剣八の前に為す術の無い一護。斬魄刀の攻撃は確かに当たっているはずなのに、剣八の体はまったく斬れていない。あせる一護。その時、一護はチャドの霊圧が消えたことに気付く。愕然とする一護。一方倒れたチャドの前に立つ八番隊隊長の京楽春水と副隊長の伊勢七緒の下には『藍染死す』の報がもたらされていた。『面倒なことになってきたねえ』と空を見上げる春水。

 第39話 「不死身の男」           2005年7月5日放送
斬月を折られ、さらに剣八の斬魂刀に貫かれた一護。薄れ行く意識の中、必死に勝ちたいと願う一護の前に斬月のおっさんが現れる。一護の戦う意思を確認した斬月は、一護を精神世界に連れて行く。そこに待っていたのは白い死覇装を着た一護だった。そしてその手には一護の斬魂刀である斬月が。「もう一度私を手にしたくば、自分の手で奪い取ってみよ。敵はお前自身だ」一護の斬月を取り戻す戦いが始まる。