M・シューマッハ−が今季6勝目!
佐藤は10位完走
<決勝>
|
ヘアピンを曲がるM・シューマッハ−=AP
|
自動車のF1シリーズ第8戦、カナダ・グランプリ(GP)は9日、当地で決勝(70周)を行い、ミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、フェラーリ)が1時間33分36秒111(平均時速195・682キロ)で今季6勝目、通算59勝目を飾った。通算最多優勝のフェラーリはこれで150勝となった。
2位はデービッド・クルサード(英国、マクラーレン・メルセデス)、3位にはルーベンス・バリチェロ(ブラジル、フェラーリ)が入った。
|
佐藤琢磨は5戦ぶりの完走=AP
|
ホンダ勢はジャンカルロ・フィジケラ(イタリア、ジョーダン・ホンダ)が3戦連続で5位に入賞。佐藤琢磨(ジョーダン・ホンダ)は第3戦のブラジルGP以来の完走を果たし、10位でゴールした。トヨタ勢はミカ・サロ(フィンランド)、アラン・マクニッシュ(英国)ともリタイアに終わった。(共同)
5戦ぶりの完走で佐藤に笑顔が戻った。「ブラジル以来初めて最後まで走れた。10番というポジションは満足していないけど、こういう状態だから完走するのが目標だった」。レース経過を細かく説明する口調も実に滑らかだった。
第2戦マレーシア、第3戦ブラジルと続けて9位。しかし、その後は納得いく走りができなかった。トラブルあり、アクシデントあり…。精神的にもダメージを受け、気持ちが空回りした日もあった。今回もフリー走行、公式予選とトラブルが続いたが、そんなうっぷんも一気に晴らした。
チームもフィジケラが3戦連続で入賞。今回から持ち込んだ新仕様エンジンもよく回っている。「いろんな意味で期待しているし、早くレースがしたい」。次のグランプリでの快走を誓っていた。(共同)
M・シューマッハーがフェラーリに通算150勝目をもたらした。普段の切れのある走りではなかったが、きっちりとエースの役目を果たした。
自身の通算勝利も区切りの60勝にあと1勝と迫ったM・シューマッハーは「150勝というのは特別なもの。いつも支えてくれているテストチームのみんなにお礼を言いたい」と感謝していた。(共同)
<関連リンク>
【第7戦モナコGP】
年間ポイントランキング
日程 |
プログラム |
現地時間 |
日本時間 |
6月7日(金) |
フリー走行 |
11:00〜12:00 |
24:00〜25:00 |
13:00〜14:00 |
26:00〜27:00 |
6月8日(土) |
フリー走行 |
9:00〜9:45 |
22:00〜22:45 |
10:15〜11:00 |
23:15〜24:00 |
予選 |
13:00〜14:00 |
26:00〜27:00 |
6月9日(日) |
ウォームアップラン |
8:30〜9:00 |
21:30〜22:00 |
決勝 |
13:00〜 |
26:00〜 |
Data |
サーキット |
サーキット・ジル・ビルヌーブ |
全長 |
4.361km×70周=305.270km |
2001年優勝者 |
R・シューマッハー(ウィリアムズBMW) 1:34'31"522 |
2001年ポールポジション |
M・シューマッハー(フェラーリ) 1'15"782 |
2001年ファステストラップ |
R・シューマッハー(ウィリアムズBMW) 1'17"205 |
|