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燃える増岡の赤い新車

パリ・ダカ連覇へ走行テスト


 来年1月1日に南フランスのマルセイユをスタートする自動車ラリーの「テレフォニカ・ダカール2003」(通称パリ・ダカ)で、2連覇を目指す増岡浩(三菱パジェロ)が15日からモロッコ南東部にあるエルフード近郊で新車のテストを始めた。最高気温は40度近くまで上がる猛暑の中、増岡は新型パジェロを操り、精力的に砂漠の中を駆け抜けている。
パリ・ダカ増岡
増岡浩

 真っ赤に塗装された「ニュー・パジェロ」はこれまでのイメージを一新させ、斬新なデザインに仕上がった。車高は約10センチ低く、丸みを帯びた車体はタフさと柔らかさを兼ね備えている。実際に運転した増岡は「とても乗りやすくてまさに乗用車。今までのパジェロがトラックに見えるほど」と絶賛した。

 初日は砂漠の中に1周約8キロのコースをつくり、ジャンプや砂地でのコーナリングなど全体的な足回りを試した。テスト終了の25日までしっかりと走り込み、耐久性やスプリント力を見極めるつもりでいる。

 昨年、ライバルチームの妨害工作などに泣いた増岡は今年、圧倒的なスピードで悲願の初優勝を飾った。「(新車は)スピードも上がっているのに安定性がある。加速も着地も従来の車よりいい」と早くも連覇への手応えを感じ取っていた。(共同)

(09/19)

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