インディ500、ジュンケイラがポール獲得
IRLシリーズ第5戦、第86回インディアナポリス500マイルレース決勝を2002年5月26日に控えた5月11日、1回目の予選「ポールデイ」が、5月11日に行われた。
文字通りポールポジションを決定するこの日、最速タイムをマークしたのは、ライバルシリーズ、CARTで活躍するドライバー、ブルーノ・ジュンケイラ。1996年以来破られることのなかったコースレコードを更新した。
“インディ500”の予選タイム計測は1台ずつ行われる。1周2.5マイル(約4km)のオーヴァルコースを4周し、その平均時速をもって順位が決まる。
ツインリンクもてぎでのCART第3戦で優勝したジュンケイラは、シボレーエンジンを搭載したGフォースで、231.342mph(約370.1km/h!)を記録、ポールポジションを獲得した。
「インフィニティ」(日産の北米におけるブランド)エンジンユーザーで、ルーキーのロビー・ビュールが予選2番手。ベテランのラウル・ボゼール(ダッラーラ/シボレー)が3番手につけた。
名門チーム、ペンスキーの2台(ダッラーラ/シボレー)は、エリオ・カストロネベスが13位、ジル・ド・フェランが14位と中盤に沈んだ。
5月いっぱいをかけて、練習走行、予選、決勝を行うインディ500。5月19日は、予選脱落者が出る通称「バンプデイ」だ。
(05/14)
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