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はばたけ!宝塚 星組(5)樹里咲穂


「女」で磨いた男の魅力

 星組版“ベルばら2001”のアンドレ役3番手は、男役ながらも時に“女役”に特別起用され、その度に輝くばかりの飛躍を遂げてきた急成長の実力派・樹里咲穂である。出演は香寿たつき、湖月わたるに続いて4月28日から千秋楽の5月6日までだ。

樹里咲穂  
「自分なりのアンドレにしたい」と話す樹里咲穂

 
 思い出す。95年の月組「ME AND MY GIRL」新人公演を。樹里は大胆、セクシーなジャッキーに扮して主人公に迫りまくったのだった。そしてまた98年の「WEST SIDE STORY」のアニタ役で情熱的で多感、セクシーな演技と歌、踊りを披露、“樹里ここにあり!を強く印象付けたのだった。

 素顔の樹里はセクシーというよりさわやか、むしろかわいい。1メートル75近い長身の上に舞台映えする魅力的な顔がある。男役の実力と魅力を“女”を演じて磨いたケースは、極めて珍しい。以後は98年のドラマシティー公演「ブエノスアイレスの風」、翌年の同劇場「Crossroad」や、その間の東京での本公演「エリザベート」のルドルフ役など、男役としての飛躍と充実の日々。昨年、「FREEDOM〜ミスターカルメン」でバウホール公演初主演、専科入りした。

 宝塚音楽学校の頃は、まだファン気分。「星組が大好きで、日向薫さんの“フェルゼン編”に通ってました」とニッコリ。90年の入団で、月組に配属となり91年に涼風真世主演の“オスカル編”の舞台を踏んだ。

 因縁深い“ベルばら”に昔、あこがれた役で登場する。しかもトリプル・キャスト。「ノルさん(稔幸の愛称)とは初めてなんですが、凄くパワフル。日に日にオスカルになっていくんです!私?…3人ともに素も、キャラクターも違うし、それぞれの“売り”もあると思うので、そう、自分なりのアンドレができれば」。 (花井 伸夫) =この項終わり=

ベルばらの基礎は長谷川一夫
 1914年の第1回公演以来の長い歴史を持つ宝塚歌劇は、一般的に独特の洋式美を伴った“愛と美の舞台芸術”と言われている。その見せ方、表現方法においての基礎は、74年初演のこの“ベルばら”と以後の第1次ブームの中で確立されたと思われる。

 初演の演出には名優・長谷川一夫(故人)が特別に起用され、現理事長の植田紳爾氏が脚本・演出でピタッと長谷川に寄り添った。甘い低音で「しんどいけどピンスポットの光を見るの。目の中に星が生まれてきれいやろ」から、「人が美しく見えるポーズは大変なのよ」など、長谷川はどこから見てもサマになる演技指導から、メークアップの方法までを具体的、徹底的に実践したのだった。

 以後の植田演出はそれを基に、再演ごとに新しい部分を盛り込んで、毎回“新作”のように甦(よみがえ)らせているところに最大の特徴がある。

2001年3月30日付け紙面より

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