21日午前9時45分ごろ、北海道の新千歳空港滑走路で新潟発新千歳行きの全日空765便エアバスA320が着陸直後に前輪でキツネ1匹をひくトラブルがあった。滑走路が点検・整備のため約35分間閉鎖された。乗客乗員65人にけがはなかった。
新千歳空港事務所によると、鳥との衝突は昨年1年間に8件あったが、鳥以外の動物との衝突は「聞いたことがない」としている。衝突時に体に感じるような衝撃はなく、機体に異常もなかったという。ほかの便の離着陸はもう1つの滑走路を使用し、影響はなかった。
[2006/2/21/16:18]