岩手県大船渡市の高校サッカー部部室からユニホームなどを盗んだとして窃盗容疑などで逮捕、起訴された岩手県宮古市の無職上田秀明被告(28)が、約5年間にわたり東北各県の40校以上の高校で同様にユニホームなど計約2500点を盗んでいたことが21日、大船渡署の調べで分かった。
上田被告は「サッカーが好きだった」と供述。盗んだユニホームやシューズなどは学校ごとにポリ袋に入れて自宅に保管、一部はインターネットで販売していたという。
大船渡署は、上田被告が車で各県を回り、犯行を繰り返していたとみて余罪を順次立件する。上田被告は、02年10月、大船渡市の高校サッカー部の部室に侵入、ユニホームやシューズなど十数点を盗んだとして、今年1月に窃盗容疑などで逮捕された。
[2006/2/21/20:22]