堀江前社長ら4人を22日にも再逮捕
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は21日、同社の2004年9月期決算などを粉飾したとして、同法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで前社長堀江貴文被告(33)と前取締役宮内亮治被告(38)ら4人を、22日にも再逮捕する方針を固めたもようだ。
立件対象となる粉飾額は、連結ベースで計約40億円については既に固まり、特捜部はさらに十数億円分の上積みを目指している。
ほかに再逮捕されるとみられるのは、同社前取締役岡本文人被告(38)、ライブドアファイナンス前社長中村長也被告(38)。ライブドアの熊谷史人代表取締役(28)の関与解明も続けている。
特捜部の調べに対し、堀江被告は「『赤字は駄目だ、黒字にしろ』とは言ったが、粉飾はしていない」と否認しているが、宮内被告と熊谷代表取締役は、事実関係や堀江被告の了承を受けたことなどを認める供述をしているという。
[2006/2/22/00:38]
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