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Web担当者 現場のノウハウ vol.1

一次対応サービスが大きな魅力/AT-LINK専用サーバ・サービス

金, 2006-07-28 04:28
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レンタルサーバー導入&活用事例

レンタルサーバー導入&活用事例

株式会社インプレッション

野本 幹彦(フリーライター)

インプレッションは、ウェブ/グラフィックデザイン制作、データベース/ネットワークシステム開発、ISP事業などの幅広い分野で事業を展開している会社だ。
以前は国内のデータセンターでサーバーを自ら運用していたこともあるが、現在はレンタルサーバーを利用している。その経緯は何だったのだろうか。

「相談できるレンタルサーバー」として活用。
一次対応サービスが大きな魅力

株式会社インプレッション 会社概要
http://www.impression.co.jp/

  • 設立:1988年3月
  • 本社所在地:東京都渋谷区代官山町8-11 モアビル3F
  • 事業内容:ウェブデザイン、システム開発、アプリケーション開発その他

レンタルサーバー利用概要

  • 利用サービス:AT-LINK専用サーバ・サービス
  • 利用内容:25台程度使用。ServerWatchレベル3(障害通知および一次対応サービス)、ウイルスチェック、ファイアーウォール、VPNなどのオプションを利用。

運用・管理を任せるべく
レンタルサーバーを選択

インプレッションは、デザイン会社として88年に設立され、現在ではウェブ/グラフィックデザイン制作、データベース/ネットワークシステム開発、ISP事業などの幅広い分野で事業を展開している会社だ。同社のインターネットとの関わりは古い。93年に発売された「AQUAZONE 1.0 Mac版」のパッケージやマニュアルなどを制作し、物流を手がけている頃から工場とISDNでネットワークをつないでいたという。

「AQUAZONEの発売後は、インターネットで販売したいということで、米国のレンタルサーバーを借りることになりました」(代表取締役 岡野正道氏)

株式会社インプレッション 代表取締役 岡野正道氏
株式会社インプレッション
代表取締役 岡野正道氏

しかし、当時の米国のシステムではショッピングカートが日本語に対応しておらず、ユーザーの名前や住所をローマ字で入力してもらうような状態だったという。そこで96年には、国内のデータセンターを借り、ハウジングという形でサーバーを持ち込んで運用して、カートシステムなどを自社開発するようになった。

この時点で、コンテンツ制作、システム開発、サーバー運用を行うこととなった同社だが、次第にサーバーの運用・管理の面で無理が生じてくる。

「サーバーをダウンさせることはできないため、最初は夜中でもデータセンターまで車を走らせて対応に追われていました。しかし、悪質なハッキングなどの問題が叫ばれ始めた時期で、すべて自社でセキュリティーを十分に確保しながらインフラを管理していくことは難しくなってきました」

インプレッションでもシステムやネットワークに詳しい社員を雇い入れ、できるだけ対応を行おうと努力はしてきたのは間違いない。

だが、新たなセキュリティー上の対策やネットワーク技術が次々と生まれていく中で、それらを積極的に取り入れたり、性能の高いハードウェアを検証したりしていくことは困難であったというのだ。そこでハウジングによる自社運用の体制を止め、サーバーの運用管理を任せるためにレンタルサーバーを利用することになる。

一次対応サービスに
大きな魅力を感じる

インプレッションでは、以前は月額1万円台の専用サービスを利用していたが、現在は「AT-LINK専用サーバ・サービス」(以下、「at+link」)を利用している。以前利用していたサービスからat+linkに乗り換える決め手となったのは何だろうか。

「最初のサービスは、通常のサービスとしては何の問題もないし、値段的にも安く、大きなトラブルもありませんでした。しかし、夜中にトラブルが発生したときに直接話ができず、緊急時の対応に関するサービスやオプションが用意されていなかったので、不安はありました。たとえば、メールが特定のドメインだけに届かないなどのトラブルが発生した場合には、経路情報を調べて問題を解決しなければなりません。最初に利用していたレンタルサーバーサービスでは、このようなイレギュラーな問題を相談することができなかったのです」(岡野氏)

悩んだ岡野氏は、数社の候補の中からセキュリティー面のオプションが充実したat+linkを選択することになる。連続稼働するサーバーを求めていた岡野氏にとって、あらかじめ渡しておいた手順書に従って障害復旧を行ってくれる一次対応サービスや障害通知機能が付属した「ServerWatch」というオプションが魅力的に感じられたのだ。

「小規模な事業所や業種によっては、月額1万円程度の安価なサービスでも十分だと思います。しかし、インターネット事業を展開しているが大手SIerなどを利用するほどの予算を出せない中規模な事業所にとって、at+linkさんはベストの選択であるし、価格以上の価値があると思っています」(岡野氏)

「価格以上の価値」には、「自社のネットワーク部門であるかのような対応をしてくれる」というat+linkのサポート体制が持つ魅力も含まれているようだ。

デザイナーやエンドユーザーの
立場になって対応してくれる

at+linkを利用してみて岡野氏は、「スペックではなかなか見えない部分がある」点を感じたと言う。サービスやスペック、価格を見ただけではわからなかった利点がat+linkにはあったというのだ。

「たとえば、負荷分散のために4台のサーバーを借りると、その4台に同じコンテンツを4回アップロードしなければならなくなります。そこでat+linkさんに相談すると、自動的に4台分コピーできる仕組みをすぐに作ってくれました。しかも、実際に作業をするデザイナーにもわかるように、丁寧な仕様書も付けてくれたのには驚きました」

また、トラブルがあった場合には、そのトラブルと原因、費用の有無をグレーな状態にせず、ハッキリと教えてくれる点も非常に役立っているという。

「トラブルが発生したり、追加費用が発生したりするような場合には、我が社からエンドユーザーのお客様に納得のいく説明をする必要があります。その点、at+linkさんの場合は、お客様にもわかる言葉で状況や対処方法を報告してくれる。たとえば、HDDの障害1つをとってみても、それが経年劣化であるのか、HDD自体に問題があったのか、交換費用はどこが持つのかということをキチンと報告してくれます」

これらの対応は、実際にサーバーを借りてからでないと見えてこない部分であることは事実だ。

これからサーバーを借りようと考えている人のために、何かアドバイスはないかとサーバー選択時の話を再度伺ったところ、貴重なエピソードを得ることができた。

「レンタルサーバーを借りるにあたって、私が求めていたのは、“今ある問題をどのようにすれば解決できるか”を“直接聞きたい”ということでした。しかし、何社かに絞り込んで連絡を取ってみても、多くの会社はパンフレットを送ってくれただけだったり、具体的な知識の乏しい営業の人にしか会うことができなかったりしたのです。しかし、at+linkさんの場合は、先方の会社に伺うことになり、営業、サポート、エンジニアの方々と直接話すことができたため、じっくりと相談できたのです。また、使い始めてからも、私が“このような問題がある”と話すと、内線で違う担当者を呼んでしっかりと説明してもらえました」

レンタルサーバーを借りる際には、スペック以外の情報を得るために口コミ情報やインターネット上の情報をかき集めることも重要となる。しかし、岡野氏の経験によれば、「レンタルサーバー会社に直接行って見てくる」ことも有効な手段となるようだ。

インプレッションが利用しているレンタルサーバー

AT-LINK専用サーバ・サービス
http://www.at-link.ad.jp/

AT-LINK専用サーバ・サービスでも監視サービスの「ServerWatch」は人気のオプションの1つだ。障害が発生したときに通知するサービスだけでなく、24時間365日の態勢で一次対応を行う障害対応付きサービスが用意されているのが特徴だ。

AT-LINK専用サーバ・サービス問い合わせ先
03-5785-0555(営業日9:30~23:00/休業日0:00~24:00)
pr-info@at-link.ad.jp

※この記事は、『レンタルサーバー完全ガイド vol.1』掲載の記事です。


野本 幹彦
フリーライター


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