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Rソックス主軸爆発で10点先勝!…ア・リーグ優勝決定シリーズ

レッドソックス先発のベケットは初回に一発を浴びるも安定した投球を見せた

レッドソックス先発のベケットは初回に一発を浴びるも安定した投球を見せた [写真を拡大]

 ◆ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦 レッドソックス10-3インディアンス(12日・ボストン) ア・リーグの優勝決定シリーズ初戦はレッドソックスがインディアンスに10―3で先勝した。

 試合開始時の気温12度。冷え込んだ本拠地の空気をドミニカン・コンビが熱くした。3番・オーティズ、4番・ラミレスの主軸2人がともに5打席連続出塁。計10打席で4安打6四死球とレ軍の大勝劇を演出した。

 「ボールがよく見えているとは思う。投手が注意深く投げているのも分かっている。ただ、我々の出塁も他の7人がしっかりつなげてくれていることが重要なんだ」2打数2安打3四死球でつなぎ役に徹したオーティズは、打線全体が好調な結果と声を弾ませた。

 苦戦が予想された19勝左腕サバシアを存在感で圧倒した。1点を先行された直後の初回、1死一塁からオーティズが中前安打で一、三塁とチャンスを広げると、ラミレスが中前に同点適時打。3回にはオーティズの死球で1死満塁とし、ラミレスがカウント2―0から押し出し四球を選んで勝ち越し。「あの2人はアグレッシブで、しかも我慢強くボールを選べる。信じられないよ」と絶賛したローウェルの2点適時打を呼ぶ、左腕攻略の足がかりを作った。

 オーティズはディビジョンシリーズからの4試合で、18打席で16度出塁と驚異の出塁率8割8分9厘をマーク。6回に再び押し出し四球で3打点目を挙げたラミレスも同7割2分2厘だ。手がつけられない主軸2人に引っ張られるように、打線は先発全員12安打で10点を挙げて初戦を奪った。「本当にプロらしい、素晴らしい攻め方ができた」フランコーナ監督は満足そうにうなずいた。OR砲が好調な限り、レ軍の勢いは衰えそうにない。

 ◆ベケット7KでPS3連勝! ベケットが同じ1980年生まれのサバシアとの“松坂世代対決”を制した。エース右腕は156キロを超える直球とキレの鋭いカーブを武器に、6回で7三振を奪って4安打2失点。5年越しのポストシーズン3連勝を飾った。1回、ハフナーにソロを浴びて3戦連続完封は逃したが、2回から4回まで完全。打線の大量援護もあり、無四球のまま80球で降板した。「自分の持ち球を信じて、ストライクを先行させることだけ考えた」プレーオフ通算8試合で4勝2敗、防御率1・87と大舞台に強い27歳が、先発陣をリードしている。

 ◆サバシア乱調8失点でKO インディアンスはエースの背信投球で初戦を落とした。先発サバシアが7安打8失点で4回1/3KO。1―1の3回、敬遠を含む4四死球と2安打で4点を失うと、5回には決定的な3点を奪われた。この日も6四死球と制球難、体重131キロの巨漢左腕は「普段のような攻撃的な投球ができず、自分自身に落胆している」と肩を落とした。

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(2007年10月14日06時00分  スポーツ報知)

試合結果 (10月12日)
レッドソックス インディアンス
終了
ダイヤモンドバックス ロッキーズ
終了

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