◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
長期離脱を余儀なくされた里村は若手の台頭に期待をかけた [写真を拡大]
仙台女子プロレスの看板レスラー・里村明衣子(27)が、負傷のため長期離脱することが16日、分かった。JWPとの団体戦を行った5日の「DIGNITY」で右眼窩(がんか)底骨折の重傷。この日、仙台市内で行われた総務省東北管区行政評価局のイベント「一日行政困りごと相談所」の一日所長として元気な姿を見せたが、最悪の場合、復帰までには半年を要する可能性もある。
「DIGNITY」のメーンイベントで、日向あずみ(32)のひざ蹴りを食らって敗れた里村。試合直後、頭痛、めまい、吐き気を訴えて救急車で病院に搬送された。患部は目の後ろにあり、眼球を覆っている1ミリほどの骨が完全に欠け落ちてしまっている状態。近日中にも内視鏡による手術を行う予定だが、術後の経過次第では再手術もあるという。
この日は一日所長として元気な姿を見せたが、右目には痛々しい眼帯が。「今も目を動かすと痛いんです」と里村。完全復帰までには、かなりの時間がかかりそうだ。長期離脱となれば、同団体の興行面への影響も心配されるところ。当面は若手のみの編成でマッチメークしていくことになる。だが、里村は「自分の欠場は残念だけど、このチャンスを生かして誰が出てくるか期待している」と前向き。「あとは頼むよ」と後輩たちにメールを送っている。エース不在の大ピンチを乗り切るため、若手の奮起が期待される。
(2007年10月17日10時40分 スポーツ報知)