アロンソ、スパの一件がFIAの新システム稼働を示す
ルールはルールとマッサ
| 11/09/08 21:32 |
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ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がベルギーGP優勝を奪われたのはFIAが2008年に向けてスチュワードシステムの見直しを図ったことを表していると、フェルナンド・アロンソ(ルノー)が語っている。
スパ・フランコルシャンでのレース終盤に違法な追い越しをしたとしてペナルティをくらったハミルトンの件について、多くの人々はFIAの無能さ、ひどさ、フェラーリびいきだと批判。
しかし、ハミルトンの元チームメイトであるアロンソは初めてレースにおけるすべての違反が一貫して対処されたと考えているようだ。
今週、マドリッドで「FIAは昨シーズンのビッグスキャンダル後、(システムを)変更を決断した」と報道陣に明かしたアロンソは次のように続けた。
「今年は何か悪いことをしたら、その分(の代償を)払っている。僕はバレンシアで白線に触れて1万ユーロ(約約163万円/当時)の罰金だった」
「素晴らしい判断の下、変更することが決断されたんだ。だって、ここ4、5年はいつも驚きがあったからね。彼らがどうするつもりかなんて、誰にも分からなかったし」
一方、ハミルトンのペナルティによってベルギーGPの優勝を手にしたフェラーリのフェリペ・マッサは、今回の一件がリスキーな追い越しをドライバーに踏みとどまらせるのではないかとの憶測を否定している。
『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に対してマッサは「いいレースにしたければ、うまくオーバーテイクする必要があるのは事実だ」と話した。
「でも、オーバーテイクはあるし、これからもオーバーテイクはある」と付け加えたマッサはシケインをカットした後、ハミルトンがすぐさまキミ・ライコネン(フェラーリ)を再び追い越すためのアドバンテージを生かそうとしたと考えているようで、こうコメントしている。
「彼には別のコーナーを待ってから仕掛けるだけの忍耐がなかった」
「規約では彼が罰せられるべきとある」
Source: GMM
(c) CAPSIS International Jim RACING-LIVE Japan
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