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トップタイムはスーティルも、激しい雨で赤旗終了
イタリアGP - 金曜フリー走行1回目
12/09/08 18:40


Photo F1-Live.com

Zoom
モンツァ初日午前は大雨に

12日(金)日本時間17時から、2008年F1世界選手権第14戦イタリアGP金曜フリー走行1回目(90分間)が、イタリアのアウトードロモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(通称モンツァ・サーキット)で行われた。

全長5.793kmのモンツァは、F1カレンダー上に載っているすべてのサーキットの中で平均速度が最も高い高速サーキットだ。2.4リッターV8エンジンとなってからは、4本ある直線のうちスピードトラップが設置されているホームストレートエンドでは最高時速350kmを記録する。マシンセッティング面でも、他のサーキットでは使えないような低ダウンフォースパッケージ用の空力パーツが登場する。

モンツァで重要なのは、いかにドラッグ(空気抵抗)を減らすかという問題だ。しかしダウンフォースを削りすぎてしまうとシケインをはじめとするハードブレーキング区間での安定性が失われてしまうため、効率の良い妥協点を探らなければならない。シケインでは縁石を攻めることも必要なため、サスペンションセッティングも手を抜くことができない。

セッション開始時のコンディションは曇り、気温21℃、路面温度21℃、湿度71%。この時点で雨は降っていないが、このセッションはウエット宣言がなされている。

ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)がまずはコースイン。フェラーリの2台を除く18台がインストレーションラップを済ませた。

最初にタイムアタックを行ったのはフォース・インディアの2台。エイドリアン・スーティルが1分37秒4、フィジケラが1分37秒5を刻んだが、フィジケラは2周目のアタックで1分35秒779に最速タイムを更新した。ちなみにベルギーGPの前週に行われたモンツァテストでは、ハイドフェルドが2日目にたたき出した1分22秒621が最速タイムだった。

スタンダードウエットタイヤ(インターミディエイトタイヤ)を履いているルーベンス・バリチェロ(Honda Racing F1)がタイム計測を行い、全セクター最速タイムを刻んで1分34秒374をマーク。セッション最初の20分を経過した時点で、タイムを刻んでいるのは3台のみだ。

その後トロ・ロッソ勢もタイムアタックを実施。さらにスーティルがドライのハードタイヤ(ハードコンパウンド)で1分32秒842をたたき出したが、雨がパラパラと落ちてきたために全車ガレージに戻った。セッション残り時間は1時間を切っている。

残り時間54分というところで、ジェンソン・バトン(Honda Racing F1)がスタンダードウエットタイヤを履いてコースイン。路面はかなりのダンプ状態で、アスカリシケインやパラボリカの進入には2速まで落とさなければならないほどだ。バトンはタイムアタックを行わずに、2周走行してピットに戻った。

続いてセバスチャン・ボーデ(トロ・ロッソ)がエクストリームウエットタイヤでコースイン。観客やコースマーシャルの一部は傘を差しており、まだ雨が落ちている状況だ。ボーデは1分42秒888というタイムをたたき出した。

さらにヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックのトヨタ勢がコースイン。フェラーリのガレージではインテル・ミラノのDFマルコ・マテラッツィや元F1ドライバーのジャン・アレジがフェリペ・マッサと談笑している。また正面から見るとイタリア国旗カラーとなっている特別カラーヘルメットでイタリアGPに挑んでいるBMWザウバーのロバート・クビサも、マシンから降りて待機している状況だ。

参考までにグロックのタイムで計算してみると、この時点のタイムはドライコンディション時のタイムと比べて116%ほどになっている。この状況ではエクストリームウエットを使用せざるを得ないだろう。天候は小雨で気温は18℃、路面温度は22℃、湿度は76%となっている。

セッション残り時間は33分を切り、ここでようやくフェラーリがコースイン。まずはキミ・ライコネンがエクストリームウエットタイヤでガレージを離れ、そのままタイム計測を実施。さらにマッサもコースに出て行った。

最初のアタックを終えたライコネンのタイムは1分42秒018で暫定11番手となったが、連続で刻んだ2周目のタイムは1分37秒499で9番手に浮上。一方のマッサは、まずは1分40秒233をマークして13番手だ。

セッション残り時間は30分を切ったが、タイム計測を行っているのは13台のみとなっている。まだタイムアタックに挑んでいないのはハイドフェルド、クビサ、中嶋一貴(ウィリアムズ)、デビッド・クルサード、マーク・ウェバー(共にレッドブル)、そしてルイス・ハミルトンとヘイキ・コバライネンのマクラーレン勢だ。

母国グランプリということで前述のアレジ、マテラッツィなど多くの著名人が訪れているフェラーリのガレージには、ミカ・サロの姿も見える。サロは1999年イタリアGPに負傷欠場中だったミハエル・シューマッハの代役としてフェラーリから参戦し、見事3位表彰台に上った。日本でレース経験があるサロについては、片山右京氏のチームメイトだったティレル時代やトヨタのF1初期を支えたことでも日本のファンにはなじみ深いことだろう。

セッション残り時間は20分。湿度は81%まで上がっている。雨が降っていることもあり、残り時間20分で路面状況が劇的に改善することはなさそうだ。このウエット路面ではグロックが1分36秒800という最も速いタイムを刻んでいるが、雨が降る直前にスーティルがドライタイヤでマークしたこのセッションの最速タイムは1分32秒842と、4秒近いギャップがある。

セッション残り時間が16分という時点で、全車がガレージに戻った。湿度は83%まで上がり、雨は激しさを増している。セッション残り時間が5分というところで、極度の悪天候により赤旗が提示された。

セッションは赤旗提示のまま終了。イタリアGP金曜フリー走行1回目でトップタイムを刻んだのは、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルということになった。スーティルは雨が降りはじめる直前に、ダンプ状態の路面ながらもドライタイヤでアタックして1分32秒842というタイムを刻んでいる。

2番手のバリチェロと3番手のフィジケラがマークした1分33秒台のタイムも、雨が降り始める前に刻まれている。4番手には1分36秒800を刻んだグロックがつけ、エクストリームウエットタイヤを履かなければならないほどのウエットコンディションでの最速タイムを刻んだ。

トヨタのトゥルーリは1分47秒台で8番手、Honda Racing F1のバトンは1分39秒台で13番手。ウィリアムズの中嶋はタイム計測を行わなかった。

このセッションでタイムを残したのは14台。ハイドフェルド、中嶋、クビサ、コバライネン、ウェバー、ハミルトンの6台はインストレーションラップのみを実施し、タイム計測は行わなかった。

この雨のコンディションで最も多く周回を重ねたのは、20周を走破したボーデだった。

イタリアGP金曜フリー走行2回目は、このあと日本時間21時からスタート。再びウエットセッションが予想される。お楽しみに!

Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan


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