安全への取り組み
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安全への取り組み

 平成17年4月25日、弊社は、106名のお客様の尊い命を奪い、500名を超える方々を負傷させるという、極めて重大な事故を惹き起こしました。改めましてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様には衷心よりお詫び申し上げます。また、お怪我をされた皆様にも深くお詫び申し上げますとともに、一日も早いご快癒を祈念いたします。あわせまして、沿線住民の皆様、その他事故に関して多大なるご心労、ご迷惑をおかけいたしました皆様方に、心からお詫び申し上げます。

 弊社は現在、安全性向上に向けた様々な取り組みを着実に推進するとともに、「企業理念」と「安全憲章」のもと、「安全を最優先する企業風土の構築」に向けて取り組んでいるところです。
 昨年6月に航空・鉄道事故調査委員会から出された福知山線列車事故に係る「鉄道事故調査報告書」を厳粛に受け止め、ご指摘いただいた様々な事柄について対策を講じてきています。
 その上で、安全対策の更なる充実を図るため、先般策定した新たな「安全基本計画」や「JR西日本グループ中期経営計画」の中で、弊社のグループ会社とも一体となってより高い安全の追求と実現を目指すべく取り組みを開始しているところです。
 一方、企業風土の変革についても、安全で信頼され、自律的に考え行動する企業風土を作ることを目標に、引き続き全力で取り組んでいくこととしています。

 弊社としては、今後ともご被害者の皆様に精一杯対応していくとともに、更なる安全対策の充実、企業風土の変革に取り組んでいく決意であります。そして、この事故を決して忘れることなく、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を強く自覚し、安全第一を積み重ね、お客様から安心、信頼していただける鉄道を築き上げることに全力をあげて取り組んでまいります。
 なお、今月8日、今回の事故に関しまして、私及び弊社元役員等が送検されましたが、私どもはこの事実を真摯に受け止め、今後の捜査に対し引き続き誠実に対応してまいります。

平成20年9月

山崎正夫
福知山線列車事故の反省と今後の取り組みについて(PDF形式 198KB)
※弊社の事故の総括的な反省と今後の取り組みへの決意として、去る平成19年8月4日、5日のご被害者への「ご説明会」で申し述べ、お渡しした文書です。

安全性向上に向けて

安全基本計画[平成20−24年度](平成20年4月1日)

当社として取り組むべき安全上の課題を明らかにした上で、到達目標を定め、それに至る取り組みをとりまとめました。

鉄道安全報告書(平成19年6月1日)

安全性向上に向けた取り組みや発生した鉄道運転事故と再発防止措置などについて紹介しています。

安全性向上計画について

平成17年5月31日に策定した「安全性向上計画」について紹介しています。

安全ポスター

安全性向上に向けた、具体的な取り組み内容について順次紹介しています。

JR西日本の策定する安全に関する基本計画について
(「安全推進有識者会議」提言)(平成20年2月18日)

今後の安全性向上策について「安全推進有識者会議」からの提言を紹介しています。

安全諮問委員会

平成17年から2年間にわたり設置された安全諮問委員会の報告書を紹介しています。