【Honda Racing F1】
ルーベンス・バリチェロ:14番手(13番グリッド)
ジェンソン・バトン:18番手(18番グリッド)
フリー走行では苦しんだHonda Racing F1だが、予選ではルーベンス・バリチェロがQ2進出を達成。本人も「マシンのポテンシャルを可能な限り引き出し、1分36秒079をマークしたのは、このサーキットでの僕のベストラップだったのではないかと思う」と満足げだ。奇数グリッドからスタートできるため、オープニングラップでのポジションアップも期待できる。一方のジェンソン・バトンは「午前のフリー走行後にはバランスに十分満足していたが、予選では残念ながらそれが消えてしまった」とコメント。9列目からのスタートは、タフなレースになりそうだ。
金曜フリー走行ではHonda Racing F1を上回るパフォーマンスを発揮していたインドチーム。しかし予選Q1では直近のバトンからも0.7秒離され、最後列を占めることになった。マイク・ガスコインは「タイヤを機能させるのに苦しみ、予選では2人ともグリップ不足に悩まされた」とコメントしている。レースでは地道にポジションを上げてダブル完走を条件とし、可能であればHonda Racing F1の1台を食いたいところだろう。