Honda Racing F1のチームCEOを務めるニック・フライは、2009年の同チームが「フレッシュな才能をF1に引っ張り込む」ことになると発言した。
イギリス・ブラックリーにファクトリーを構えるHonda Racing F1は2008年、チーム在籍6年目のジェンソン・バトンと、3年目のルーベンス・バリチェロをレースドライバーとして起用した。しかし1993年にデビューしたベテランのバリチェロは、2009年もレースシートを確保することが困難のようだ。
17日(月)からはスペイン・バルセロナでテストが実施されるが、Honda Racing F1は2008年GP2シリーズ2位のブルーノ・セナと、3位のルーカス・ディ・グラッシという2人の若手ブラジル人ドライバーにチャンスを与えることを決定した。ブルーノはF1初走行、ディ・グラッシはルノーのテストドライバーを経験している。