開催継続が危ういホッケンハイム
FOMの要求に応えられないサーキットが他にも
| 02/12/08 13:58 |
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ホッケンハイムが2010年もしくはそれ以降にドイツGPを開催できない可能性が高まっている、とサーキットの代表カール‐ジョセフ・シュミト氏は語っている。
バーデンウュルテンベルク州政府が財政支援を約束してくれない限り、採算が取れないイベントは開催を中止するしかなくなるだろうとシュミト氏は『Der Tagesspiegel(ダー・ターゲスシュピーゲル)』紙にコメントした。
「州政府からの援助なしでは、ホッケンハイムでこれ以上F1は行われないだろう」とシュミト氏。
しかし今年初めに、州政府の経済関係閣僚のスポークスマンがホッケンハイムリンクでのイベントに資金を出すことは公的な “仕事ではない” と主張していた。そして、その州政府の姿勢は変わってないものと見られている。
また、ホッケンハイムと一年置きにドイツGPを交互開催しているニュルブルクリンクが、2009年はレースを開催する予定だ。
ニュルブルクリンクのジェネラルマネジャーを務めるウォルター・カフィッツ氏はホッケンハイムのニュースに対して、同サーキットが毎年グランプリを開催する状況にはないと反応を示している。
「毎年開催する余裕はない」と『Deutsche Presse-Agentur dpa(DPA通信)』に対して語り、ホッケンハイム同様にニュルブルクリンクも1戦ごとに合計数百万ドルの損失があることを認めた。
さらにシュミト氏は次のように警告している。「F1はホッケンハイムだけでなく、ドイツ全体から消えるだろう。そしてアラブの国々でだけ行われることになるだろうね」
Source: GMM
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