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“ミスターセレッソ”森島、最後の舞台へ…

2008.12.6 11:15
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 プロ18年の置き土産にする!! 今季限りでの現役引退するJ2C大阪の元日本代表MF森島寛晃(36)が、きょう6日の最終節・愛媛戦(長居)で現役ラストマッチに臨む。入れ替え戦進出のかかる大一番で“ミスターセレッソ”が奇跡を起こす。

 桜一筋18年。ファンに愛され続けた小さな巨人、C大阪のMF森島が“最後”の舞台に向かう。

 「気持ちも良い感じに高まってきた。コンディションの確認もできた。勝つことだけを考えてやりたい」

 昨年3月に原因不明の首痛を発症し、今季限りでの引退を表明。約1年9カ月ぶりのピッチを前に興奮を隠せない。離脱後初めてチーム練習に合流し、「良い雰囲気を感じられた」と笑顔。レヴィークルピ監督もベンチ入りを明言。家族からの「頑張って」との言葉に背中を押され、心身ともに準備は整った。

 チームは最終節を残して、3位・仙台と勝ち点差はわずか「1」。入れ替え戦進出の可能性を十分に残す。これまで最終節でリーグ優勝を2度逃し、天皇杯決勝では3度の敗退。J2降格も2度経験した男は「最後、良い形でないことが多かったんで…」と苦笑いも、「勝てば絶対に(入れ替え戦に)行ける」とキッパリ。これでピリオドにしたくない。奇跡を信じている。

 「みんなといっしょに喜びたい。良い形で終わりたいですね」。前身のヤンマー時代から合わせて通算423試合目。背番号8にとって、J1昇格が何よりの置き土産。慣れ親しんだホーム長居で、最高の笑顔を咲かせてみせる。


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