F1 : FIA、ディフューザー問題に決着をつける - FIA

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IA、ディフューザー問題に決着をつける

3チームのマシンは合法

27/03/09 01:18

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FIA、ディフューザー形状は合法であると判断

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの3チームが使用しているリアディフューザーがレギュレーション違反なのではないかという問題について、FIA開幕戦の舞台であるオーストラリア・メルボルンで6時間も検討を重ねた結果、合法であるとの判断を明らかにした。

FIAの技術委員たちは26日（木）に車検を行い、3チームのマシンがレギュレーションに合致していることを確認した。しかしルノー、レッドブル、BMWザウバー、フェラーリの4チームはその決定に満足せず、控訴している。

この4チームにはFIAの決定に対して抗議するために1時間が与えられた。しかしBMWザウバーは時間内にチームの声明をまとめることができず、提出ができなかった模様である。

この抗議は検討されたのち、マレーシアGP後に結果が発表される見込み。そのため、今週末のオーストラリアGPと来週末のマレーシアGPの結果は暫定扱いとなるだろう。

【トヨタの声明】

トヨタ・モータースポーツ有限会社（TMG）は、2009年新レギュレーションの正しい解釈をしていることを確信するため、詳細にわたり一言一句の検討を実施した。

山科忠（TMG会長＆チーム代表）

「レーススチュワードの決定は嬉しいものであるが、これ以上のコメントは差し控えたい。今週末は、たいへんエキサイティングなオーストラリアグランプリになるに違いない。金曜日第1回の練習走行での競争が始まることを楽しみにしている」

【ウィリアムズの声明】

オーストラリアGPのレーススチュワードはミーティングを開き、ウィリアムズ・トヨタFW31が2009年F1テクニカルレギュレーションにおいて合法であると判断して、ルノー、フェラーリ、レッドブルからの抗議を棄却した。

サム・マイケル（テクニカルディレクター）

「スチュワードの決定には満足しているが、これ以上のコメントは差し控える」

（トヨタ自動車　プレスリリースより一部引用）

Daniel BASTIEN
© CAPSIS International
Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan