F1 : モズレー、ハミルトンの“偽証問題”から距離を置く - Mosley

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モズレー、ハミルトンの“偽証問題”から距離を置く

ハミルトンの将来について報道するメディア

05/04/09 18:12

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マクラーレンとハミルトンの間に亀裂が

マクラーレンに対するさらなる措置が取られるかどうかについて、FIA会長のマックス・モズレーはまだ結論が出ていないと明かしている。

世界ラリー選手権（WRC）のラリー・ポルトガルを訪れているモズレーは、“偽証問題”に関する正式な報告がまだ世界モータースポーツ評議会へは持ち込まれていないと語った。

「もし（報告が）あれば、何をするかを決定する人物のひとりにほぼ間違いなく私も入っているだろう。だから、この状況が正しいとか間違っているとか議論することは、私にしては完全に間違ったことだろうね」とモズレー。

1週間前のオーストラリアGPでセーフティカー導入中に起きた無難な問題に端を発した偽証問題は、『Sunday Times（サンデー・タイムズ）』紙に載った記事によるとマクラーレンの手に負えない状況になっているようだ。

その記事では、昨年のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが、この問題を巡ってマクラーレンとF1から去る恐れがあったが、モズレー自身によって一連の措置に対するアドバイスを受けたと報じられている。

伝えられるところによると、この問題について一番怒っているのはハミルトンのマネジャーであり父のアンソニーのようだ。マクラーレンとF1オフィシャルに対して息子ルイスが公的に謝罪するためセパンのメディアセンター使用を許可してほしいと要求しており、デビッド・ライアンの停職処分からは距離を置いている。

FIAもハミルトンの告白にかかわっているようで、それによってマクラーレンが取るさらなる対応から恩恵を勝ち取った。

“ルイス（ハミルトン）はひどく落ち込んでいたが、彼の父の方が息子をいんちきと呼ばれてもっと機嫌が悪い” と『News of the World（ニュース・オブ・ザ・ワールド）』は書いている。

しかし、マクラーレンの代表マーティン・ウィットマーシュは『Sunday Times（サンデー・タイムズ）』紙の報道は真実でないと語った。

「5分前にアンソニーに確認をした。このことが本当かどうかね。そしてアンソニーはルイスがマックス（モズレー）と話していないと言っていたよ」とウィットマーシュは5日（日）にセパンでメディアに対してコメント。

しかしながら、ウィットマーシュはアンソニー・ハミルトンがモズレーと話をしたことは認めた。

また、『Daily Mail（デイリー・メール）』紙には、エディ・ジョーダンがこの問題でハミルトン側とマクラーレンの間に大きな溝が開いたと述べている。

「ルイスはマクラーレンから離れたいんだと思うよ」とイギリスのテレビ局解説者としてマレーシアを訪れているジョーダンは語る。

さらに、元マクラーレンのドライバー、デビッド・クルサードもこう付け足している。「ルイスがチームとの関係を考えていることは確実だね」

しかし、このようなうわさも正確ではないとウィットマーシュは否定。

「彼らの言うことで私が熟考するようなことは何も見当たらなければ、彼（ハミルトン）がこのチームを離れたいと意図している理由はなにもない」

Source: GMM
© CAPSIS International
A.I.
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