F1 : またもや悲惨なレース - FERRARI

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またもや悲惨なレース

マレーシアGP - フェラーリ - 決勝

06/04/09 00:31

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あまりに多くのミスが続いたフェラーリ

フェラーリにとっては厳しいシーズンスタートとなっている。先週末のオーストラリアGPでは2台ともリタイアに終わり、フェラーリは大量のポイント獲得を目指してマレーシアに乗り込んだ。

しかしながら、前日の予選で戦略ミスを犯したフェリペ・マッサが短縮されたレースで9位になったのが現実。一方のキミ・ライコネンはと言えば、ドライ路面にウエットタイヤを履くという選択で入賞圏内から脱落し、その後はKERSの故障でレース終了の合図を前にマシンを降りた。

ステファノ・ドメニカリ

「今日、またも手ぶらでサーキットを去ることになり、非常に残念だ。今になってみれば、キミ（ライコネン）の1回目のピットストップは特にそうだが、われわれがいくつか誤った決断を下したことは明白である。あの時われわれが手にしていた情報は、すぐに雨が降るというものだったが、実際に雨が降り出すまでには数分かかってしまった。フェリペ（マッサ）は非常にアンラッキーだったと思う。あと40秒ほどエクストリームウエットタイヤでコースにとどまることができていたら、レース終了時にいいポジションにいたはずだ。パニックにならず、この状況から脱出しなければならないことは明らかだが、われわれ全員が責任を感じている。すぐにでも詳しく調べて、対応しなければならない。意識改革をし、過去とは違う状況にいることを受け入れなければならないし、現場でもマラネロでも異なるアプローチで臨まなければならないのだ」

フェリペ・マッサ

「大混乱のレースだったし、こういうコンディションだと後から考えてみれば間違いだったと分かる決断をしやすい。レインタイヤを履いたとき、僕たちはすぐに激しい雨が降ると思っていたんだけど、残念ながらその時は軽い雨だった。だから、インターミディエイトに履き替えるためにピットに戻ったけど、その直後に激しい雨が落ちてきたんだ。ポイントを獲れていたはずだから、残念。僕らは必ず自分たちのミスを分析し、どうすればそれを避けられたのかを理解しなきゃいけないけど、感情的な第三者がいつも要求するような改革は必要ないと思っている。だって突然バカになるなんて僕たちらしくないから、それは間違っていると思うよ。コースの問題で、状況が変わったんだ。それを踏まえてこの状況に違う姿勢で取り組まなきゃいけない」

キミ・ライコネン

「1回目のピットストップを行った時はいいポジションにいたけど、そこで僕らはまだ雨が降っていないというのにレインタイヤを履くというミスを犯した。僕のレースはそこでほぼ終わってしまったのさ。レースが中断された時のコンディションはとても難しいものだった。コース上にはかなりの水がたまっていて、2速でもクルマを走らせるのが難しかったんだ。明らかにシーズンの出だしには満足がいかない。メルボルンでは僕がミスをしてしまい、今日はチームがミスをした。自分たち自身でポイントを逃した結果がこれさ」

ルカ・バルディセッリ

「またも悲惨なレースとなり、弁解の余地もない。今日もわれわれは起きるであろうことを予想しようとしたのだが、常に予想とは反対の結果になってしまい、それを取り戻そうとするあまり苦戦し続け、最終的に何も手にすることなく終わった。ドライでのわれわれのレースペースはこれといって別格だったわけじゃないが、これは今日のわれわれの真のポテンシャルを反映したものだ。これから状況を変えて、早くこの状況から抜け出さなければならない」

E.A. © CAPSIS International
A.I.
Jim
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