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巨人のドラフト1位・大田泰示内野手(18)=東海大相模=が2月14日に実戦デビューすることが15日、決まった。この日、都内のホテルでスタッフ会議が開かれ、春季宮崎キャンプで14日から紅白戦を行うことが決定。キャンプは3班制でスタートするが、17日の第4クールから1、2軍に振り分けられるため、成長株と見込むB班スタートとなった大田にとっては生き残りをかけた最初の関門となる。また、会議に出席した滝鼻卓雄オーナー(69)は「1年で1軍に定着するぐらいの気持ちでやってほしい」と、大田への期待の高さをうかがわせた。
背番号55がバレンタインデーに、そのベールを脱ぐ。この日のスタッフ会議で、2月14日に2009年の“初戦”となる紅白戦実施が決定した。順調にいけば、大田が「三塁」でスタメンに名前を連ねることは確実。当日は土曜日とあり、多くのG党で埋め尽くされた宮崎サンマリンスタジアムで、プロとしての真の第一歩を踏み出すことになる。
大田にとっては1軍生き残りをかけた最初のテストだ。キャンプはベテラン・主力中心のA班、若手のB班、育成選手やリハビリ組で構成されるC班の3班制でスタート。2月17日の第4クールから1、2軍に振り分けられる。「開幕1軍」を目標に掲げるB班スタートの大田は、14、15日の紅白戦2試合で結果を残すことが求められる。
注目を一身に集める黄金ルーキーに、球団トップも改めて将来の4番候補として大きな期待を寄せた。スタッフ会議終了後、取材に応じた滝鼻オーナーは、大田に対して「報道なんかを見ると、頭一つ抜けている気がする。2年かけて一人前になるというのではなく、1年で1軍に定着するぐらいの気持ちでやってほしい」と期待した。
滝鼻オーナーは、会議では首脳陣に大田を含む若手の育成を強く要望。「2年、3年でいいよ、というのでは、その選手はだらけてしまう」この1年間、全力で指導にあたることを求めた。
原監督も大田の活躍を望んでいる。「プロの選手として、どうスタートしてくれるか。私自身、楽しみです。今まで通りの情熱を持って、大きな夢に向かって戦ってくれれば」とキャンプインが待ちきれない様子。1軍帯同の可能性については「十分チャンスはある」と明言し、「ライバルはたくさんいるが、そこを勝ち抜いてほしい」とエールを送った。
大田自身も燃えている。新人合同自主トレでは常に先頭で走り、トレーニングに明け暮れている。視察した伊原ヘッドコーチや岡崎2軍監督をうならせるなど、評価はうなぎ登り。この日はオフだったため、午前中は寮で静養に努め、午後から外出した。まずは紅白戦で強烈なインパクトを残し、オープン戦へ―村田真一(現打撃コーチ)以来、チーム27年ぶりとなる高卒ルーキーの開幕1軍入りへ突っ走る。
◆過去の巨人大物ルーキーの“デビュー戦”
▽松井秀喜 1993年2月17日の紅白戦、白組の「7番・左翼」で先発出場。2回、1死二塁の第1打席で広田から中越えの三塁打。その後は左飛、四球。不慣れな外野守備では初回、風に流された打球を落球(記録はファウル)した。
▽高橋由伸 98年2月21日の紅白戦で紅組の「3番・右翼」で先発。初回の第1打席に技ありの左前安打。走者としても華麗な本塁スライディングを決め、長嶋監督を喜ばせた。
▽上原浩治 99年2月21日の紅白戦で2回無失点デビュー。白組の先発としてマウンドに立ち、MAX144キロの直球で打者8人を3安打に抑え込み、ミスターは開幕ローテ入りを示唆。
▽阿部慎之助 01年2月17日の紅白戦、紅組の「7番・捕手」で先発。3打数無安打も、4回には一塁走者・清水を鮮やかに刺す強肩を披露した。
(2009年1月16日06時04分 スポーツ報知)
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