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香川・坂出の3人殺害:県警、「単独で殺害」と断定 川崎容疑者、きょう再逮捕

 香川県坂出市のパート従業員、三浦啓子さん(58)と孫娘2人の計3人が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された三浦さんの義弟の川崎政則容疑者(61)=高松市=が、県警坂出署捜査本部の調べに対し、「事件の1、2日前に三浦さん方周辺を下見した」「血が飛ぶのでかっぱを持って行った」などと供述していることが分かった。捜査本部は、川崎容疑者の供述や状況から、周到な計画性を持って単独で三浦さん殺害を進めたと断定。18日に3人の殺人容疑で再逮捕する。

 調べでは、川崎容疑者は先月16日午前4時前、三浦さん方に侵入。三浦さん、泊まりに来ていた隣に住む無職、山下清さん(43)の長女茜ちゃん(5)、次女彩菜ちゃん(3)姉妹の3人の胸などを用意していたナイフ(刃渡り約20センチ)で刺し、殺害した疑い。

 この日、川崎容疑者は自分のワンボックスカーで三浦さん方に向かい、いったんは近くの土手に駐車して三浦さん方に侵入。遺体を運び出す際は、玄関前に止めてあった三浦さんの自転車が妨げとなるため土手まで運んだうえで、車を移動させて3人の遺体を車に運び込んだ。捜査本部は「1人でやった」という川崎容疑者の供述が一貫していることや実況見分の結果などから単独と結論付けた。【三上健太郎】

毎日新聞 2007年12月18日 東京朝刊

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