F1 : マクラーレンの罰金が有効活用されることに - FIA

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マクラーレンの罰金が有効活用されることに

モータースポーツ・セーフティ・ディベロップメントが始動

27/03/08 17:21

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FIA主催の新たな取り組みがスタート

26日（水）にフランス・パリで世界モータースポーツ評議会（WMSC）が開催され、モータースポーツ・セーフティ・ディベロップメント・ファンドの経営委員会に関する話し合いが行われた。同ファンドは、昨年F1界を震撼（しんかん）させたスパイ疑惑でマクラーレンが支払った罰金、60億ドル（当時のレートで約68億円）が中心となっている。

この経営委員会はFIAの監視下に基づき、同ファンドを有効活用していくことになるようだ。

委員会のメンバーに選ばれたのはFIA会長のマックス・モズレー、FIAファンデーションの理事をも務めるミハエル・シューマッハ（フェラーリアドバイザー）、アメリカ自動車競走委員会会長のニック・クロウ（国際スポーティング連盟をも代表する）。さらにスパイ疑惑の当事者でもあるフェラーリのジャン・トッドとメルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグも選出された。

同ファンドは今後5年間に渡り、若手ドライバー・セーフティ・スカラシップ・プログラム、オフィシャルのスキル養成プログラム、そして施設安全性向上コンサルティング・プログラムに活用されることになる。

E.A. © CAPSIS International
Source: FIA
Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan