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イタリアGP決勝後の記者会見パート2
人生で一番長い最終ラップ
15/09/08 15:56


Photo F1-Live.com

Zoom
全身で喜びを表現するベッテル

イタリア・グランプリの勝者、スクーデリア・トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルと、共に表彰台に上がったマクラーレンのヘイキ・コバライネン、BMWザウバーのロバート・クビサがレース後の記者会見に臨んだ。

Q: セバスチャン、レースが終わりに近づくにつれ、“自分はこのレースに勝つんだ”と気づくタイミングがあったはずです。それに惑わされないようにするのは大変でしたか?

セバスチャン・ベッテル: うん、時々そういうことも考えたね。ずっとボードにはP1と表示されていて、何度もP1、P1、と確認し、プラス表示で自分のリードを見た。訳が分からなくなって、“くそっ!”って思ったよ。あ、ごめんなさい。でも、ほんとに信じられなかったんだ。フィニッシュしたら優勝なんだからね。コンディションは厳しかったから、もう一度集中しようとした。最後になると、集中力を維持することはそんなに難しくなかったよ。時々はそういう考えも浮かんだけど、ずっとトライし続けていた。コックピットから手を出してみて、雨の状態や雨粒の大きさを感じようとしてみたりもしたけど、最後はコンディションが厳しかったから、自然と集中力を保てた。所々にドライラインがあって、ブレーキングで少しでも無理すると、行き過ぎてしまうんだ。きのう、雨がひどくて苦しんだ時のようにね。

きょうの場合は、ドライラインがあると思ったら、そのあとはまたウエットという状態で、すごくスリッピーだった。そういう場所ではクルマのコントロールを失う可能性がとても高い。でも、僕は常にプッシュしたいタイプなんだ。ラスト数ラップはコントロールしつつもそれを楽しんでいたよ。1周目から最終ラップまで、すっごく楽しかった。とにかく素晴らしいレースだったよ。


Q: セバスチャン、早い段階でのピットストップでしたが、周りの人たちがコース上に長くとどまったら、リードを失うかもしれないとは考えませんでしたか?

ベッテル: そういうことは分からなかった。他の人たちがいつストップするつもりなのか、僕らは知らなかったんだ。ヘイキは僕より長いだろうと考えていた。早かったのかもしれないけど、結果的にはうまくいったよね。ロバートが言ったみたいに、僕の後ろの人たちは信頼性の面で不安があったんだ。僕も、去年を含めてこれまで何度かその位置にいたから、どんな気持ちか分かるよ。何も見えない状態でストレートを駆け抜けていくんだ。左右に目をやって、そのうち突然、最初のボードが現れるんだ。200メートルを示す看板が見えたらブレーキングの準備を始める。すごい緊張だよ。きょうの僕はベストポジションだったから、かなりのギャップを広げることができた。何より大事だったのは、1ストップの人たちの前に出ることだった。あの時はニコが先頭だったから、その点では大成功だったよ。

正直、ここでのレースは、特にF1に来てからはものすごく忙しいことが多かったんだ。トラフィックに捕まったり、いろいろあってね。最近のレースはましな方で、所々でクリーンな空気を吸うことができた。でも今回はたぶん、今までで一番トラブルフリーのレースだったんじゃないかな。自分がリーダーだったから、ブルーフラッグが出されるのを待てばいいし、僕はただクルマやタイヤを気づかい、集中し、でき得る限りハードにプッシュし続けるだけだった。


Q: ヘイキ、グリップの問題は今年のシルバーストーンや、タイヤ摩耗がひどかった他のサーキットと同じような状態だったのですか? 同じタイヤで、ルイスがあなたより相当速かった時間帯もありましたが。

ヘイキ・コバライネン: シルバーストーンよりはずっと小さな問題だったと思う。レース中の特定の時間帯だけだったから。問題だったのはエクストリーム・タイヤでコースが乾き始めている時で、タイヤ摩耗も少しあったけど、ブレーキにも多少関係するトラブルだったんだ。僕はブレーキの温度を保つのに苦労していて、何とかブレーキングのパフォーマンスを高めようとしていた。今回の場合、それにほとんどの時間を奪われた気がする。終盤に向けて、コースが乾いてくると改善して、ペースも良くなった。ブレーキングが良くなって温度もきちんと上がるようになった。僕にとって、このレースではそれがとても重要だった。最初のうちは苦しかったし、その状態が思ったよりも長引いてしまったんだ。

Q: セバスチャン、モンツァの最終ラップはあなたのキャリアで最も長いラップでしたか? その時チームからはなんと言われたのでしょう?

ベッテル: うん、さっきも言った通り、たぶんモンツァで一番長くて、一番遅いラップだったと思う。でも、間違いなく一番最高のね。チェッカーフラッグを受けた時は何を言えばいいか分からなかった。レースの間はずっとエンジニアとコミュニケーションを取っていて、ヘイキや他のマシンとのタイム差、レースの状況なんかを聞いていた。最終コーナーに破片が散らばっていたから、嫌でも緊張感は高まったよ。そのあとはもう、なんて言っていいか分からなくて、彼らから声をかけてくるのを待ったんだ。最初はすごく冷静で、みんなを祝福して最高にハッピーな気分だった。でも、途中から急に叫び出してしまったんだ。本当にうれしかったんだよ。あの瞬間を表現するのは難しいな。左右に人があふれ、みんなが声援を送ってくれていて、マーシャルたちもコースに出てきて拍手を送ってくれるんだ。僕はあの瞬間を絶対に忘れないよ。

Q: セバスチャン、こんな勝利を飾ったというのに、本当に今シーズン限りでチームを離れてしまうのですか? それからもう一つ、今後おそらく降りかかってくるであろう、(ミハエル)シューマッハとの比較を含めたプレッシャーとは、どのように向き合っていくつもりですか?

ベッテル: ミハエルとの比較については、彼が過去に成し遂げたことを認識するのはいいことだと思う。今のドライバーの中で言ったら ― たぶんフェルナンドが一番近いかな。彼は2回もワールド・チャンピオンになっているから ― でも、ミハエルと誰かを比較するのはちょっとバカげてると思うよ。僕は若いし、まだキャリアも浅い。比較なんて意味ないよ。彼はおそらく、今まで僕たちが見た中で最高のドライバーの一人だ。彼のことは知っているから、ある意味誇らしく思うよ。とても素晴らしい人で、しっかりと地に足をつけている。

将来については、何が起きても来年はレッドブル・レーシングに行くよ。でも、それが後退だとは思わない。確かに、ここ数戦は彼らより僕らの方が強かったかもしれない。でも、別に秘密があるわけじゃないんだ。パッケージはよく似ている。エンジンを理由に挙げる人が多いけど、僕らはこれまですごく頑張ってきたんだよ。後ろに強いフェラーリのエンジンを積んでいるのは事実だけど、それが全てだとは思わない。自分たちの仕事をやり遂げることが肝心なんだ。プレッシャーやその他を含めた将来のことについては、これまでにも似たような状況を経験してきた。もちろん、F1での話じゃないけどね。ノーマルなレースで勝つことの難しさは分かっているし、ポールポジションからの勝利なんて結果を次もまた出せるとは思わないけど、精一杯戦うよ。

これからシーズンの終盤戦を迎えるにあたって、僕らに強いパッケージがあることはこの数戦で証明できたはずだ。だから、もっとポイントを取りたい。Q3に残り、トップ10入りすることは、ポイントを取ることと同じように僕らにとっては大きな成功だ。ヒーローやスーパースター気取りでシンガポール入りするつもりはないし、またこんな勝ち方ができるとは思わない。そんな風には行かないよ。これまで自分が生まれ育ってきた中で、きょうの出来事を冷静に理解するだけの判断力は身につけてきた。これからのレースへのアプローチの仕方も分かっている。


D.B. (C) CAPSIS International
I.O
RACING-LIVE Japan


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