F1 : ルイス・ハミルトンQ&A; - HAMILTON

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ルイス・ハミルトンQ&A;

「信じられないほどだったし、とても危険だった」

08/04/09 12:08

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激しい雨と夕暮れで厳しい状況に

コース外での問題は別として、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは先週末のレースに臨んだ。マレーシアGPでは予想されていた大雨がセパン・サーキットの上空を襲うまでは、レース中に多くのアクションが見られた。

全ドライバー同様にハミルトンはチームと一緒に作業を行わなければならず、最初に雨が降り出したとき、タイヤ選択に関して推測に基づく作業も見られた。コースコンディションが完全に走行不可能となったとき、レースはそこで中断された。

32周目に赤旗が振られるまで、12番手からスタートしたハミルトンは5番手に手が届くところまでポジションを上げており、激しい雨が降り、簡単にコースオフしやすい状況の中で、レッドブルのマーク・ウェバーとエキサイティングなバトルを繰り広げていた。最終的なポジションは赤旗前のラップに基づくことになり、ハミルトンはマレーシアGPで7位入賞を果たした。

ハミルトンは自身の公式ウェブサイトで、マレーシアGPと難しかったドライビングコンディションについて振り返っている。

Q：ルイス（ハミルトン）、タフなレースでしたが、マレーシアの結果には満足していますか？

ルイス・ハミルトン：そうだね、タフな午後だったよ。ドライの時、僕たちのクルマにトップを走れるペースがないことは分かっていたし、オープニングラップでトップ集団に見合うダウンフォースがなかったことも明白だった。それにダウンフォース不足が雨の中でも影響するだろうと知っていたんだ。レースを通して攻めたことには満足だし、7位が素晴らしい成果でないとしても、チームがあきらめないということと、僕たちがまだそこそこのポイントを取れると証明していたからね。

Q：コースがドライだった時の状況はいかがでしたか？

ハミルトン：オープニングラップではかなりハードに攻めたよ。燃料がたくさん積まれていたから、すでに僕よりも速かった軽いクルマ数台についていくことができてとても嬉しかった。でも、リアタイヤが摩耗し始めるつけが回ってきて、ベッテルのようなドライバーたちを後ろに抑えることができなかったんだ。空が暗くなっていくのが見えたから、雨が降ると分かったよ。ただ問題はいつかってことだった。

Q：タイヤに関してチームが正しい選択をしたと感じましたか？

ハミルトン：レースが宝くじのようになっていったから、あのような状況では必ずわずかな運も必要なんだよ。でも、僕たちはかなりうまくやれたと思う。たぶん1回目のタイヤ交換でフルウエットタイヤに替えたこと間違いだった。そのタイヤがすぐに擦り減ってしまって、インターミディエイトタイヤに変更するしか選択肢がなかったんだ。だけど、それ以外2回のピットストップは極めて簡単だった。大抵、チームは正しい決断を下しているし、最後まで燃料を積んでいたように僕たちの戦略も良いからね。もし再スタートしていたら、確実にいいポジションにつけていただろう。

Q：激しく雨が降り始めたとき、走るのはどれくらい難しかったですか？

ハミルトン：走行不可能だったよ。無線でチームにどれくらい状況が酷いか言ったんだ。水たまりがあって、そこら中でアクアプレーニングが起きているってね。信じられないほどだったし、とても危険だった。実際に、僕がこれまでレースをした中で一番危険なコンディションだったと思う。

Q：赤旗が出された後、グリッドにいたあなたにマーク・ウェバーが会いに来たとき、何を話していたのですか？

ハミルトン：雨が本格的に降り始めたとき、マーク（ウェバー）とかなり接近して走っていたんだ。僕たち二人とも非常に気をつけて走っていたし、お互いにぶつからないように注意していた。彼が僕の所に説明に来て、コンディションについて話をしていたんだよ。その時は、レースを続行するには水たまりが多すぎるって二人とも同じ意見だった。

Q：レースを再スタートしたかったですか？

ハミルトン：レーサーであり、恐らくその時点のクルマで手にできる以上にいいポイントを獲得できるチャンスがあったら、常にコースへ戻りたいと思うものだよ。（日曜日は）再スタートを望んでいたんだけど、レースは中断されてしまった。でも、陽が落ちていることは明白だったし、その点がレース主催者の考慮したもうひとつの要素だったんだ。彼らにとってもとても難しい決断だったけれど、あのようなコンディションでは走るのが難しくなっていたので、レースを中断するのは正しい決断だったね。

Q：最後に、これからのレースについてチームの調子に楽観的ですか？　特に中国やバーレーンは？

ハミルトン：改善することを願っているよ。エンジニアたちは次のレースに向けてピットレーンでいい改善ができると楽観的だけれど、まだかなり先は長いと思う。だからタフになるだろう。

D.B. © CAPSIS International
A.I.
RACING-LIVE Japan