【秘書給与問題】
「田中氏の疑惑解明されず」衆院政倫審、報告書で表明へ
衆院政治倫理審査会(奥野誠亮会長)は29日の与野党幹事懇談会で、田中真紀子前外相に対する24日の審査会について「田中氏に対する疑惑は解明されていない」との見解で一致した。こうした見解を盛り込んだ報告書を31日までに綿貫民輔衆院議長に提出する。
幹事懇では「政倫審での疑惑解明は時間の制限などで限界がある」「田中氏の疑惑解明をどう進めるかは、さらに各党間で協議を続けるべきだ」などの意見が出た。報告書には、予算委など、証人喚問や偽証告発が可能な場での調査継続を求める見解を盛り込む可能性もある。
幹事懇はまた、審査会の会議録を国会内での閲覧という形で公開することを決めた。国会内への一般の人の出入りは制限されているため、対象は事実上、国会議員や報道関係者に限られる。
(07/31)
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