ウィーのこの美しさを地元風俗誌も注目していたが、取材はNGに |
ウッズが優勝しても女子の人気には勝てなかった日本男子ツアーが、今週の「カシオワールドオープン」では久しぶりに逆転できそうだ。11億円契約でプロ転向した16歳少女、ミシェル・ウィーが、プロ2戦目で日本男児に挑戦。ルックスでも女子ゴルフ界の常識を破る逸材に、世界の主要メディアだけではなく、地元の風俗誌まで熱視線を送る大フィーバーだ。
「21日現在の集計で、大会初日の報道陣は史上最多の173人。アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNや4大ネットワークのABC、CBS、韓国からはSBSや聯合ニュースなど3社、フランスの通信社AFPからも記者が来る予定です」(大会関係者)
スーパーモデルのような格好でプライベートジェットを降り立った19日から、ウィーの動向は連日紙面を大きく飾っており、報道陣と周辺環境にナーバスな関係者の間では、何度かせめぎ合いも演じられるほど、取材が過熱している。
ウィーへの関心は驚くほど高く、参戦決定直後には、国内外のマスコミ各社からの取材申請に混じって、「中国・四国地方で発行されている風俗情報誌が、取材申請を出してきた」(関係者)ほどだという。
「想定外で驚いた。どういう趣旨のメディアか、調べさせていただきまして、大会のイメージコントロールのため、丁重にお断りをさせていただいた」(関係者)
あるゴルフメーカーと同じ名称だったため、関係者を「一瞬、ゴルフ雑誌かと思った」と混乱させたこの風俗情報誌は、「遊びを極める男の情報誌」をうたって月刊で発行され、一部のコンビニエンスストアなどでも売られているほど、一般の認知度が高い。
ちなみに、最新の12月号には、「四国のフードル イイトコドリ!」「風俗入門シリーズ キャバクラのすすめ」など風俗情報のほか、新車紹介や金融マメ知識のような特集もある。
取材を許可していたらどういう特集記事になったのかは想像もつかないが、畑違いのメディアをも振り向かせるとは、天才少女のスター性を象徴する裏話と言えそうだ。
ZAKZAK 2005/11/22