幼少時、七夕のお願いの短冊に、「世界中の人と友達になりたい」と素敵な夢を書いた知人は、現在海外の仲間を相手にする仕事を楽しそうにしています。
かく言う僕はそのころ、「まんがかかケーキやさん」になりたかった。ケーキやさんが、「ものがたりをひとにつたえる」のにはやや不向きな職種であることに気付いたので、以後は漫画が僕にとって「たくさんの人と友達になる」唯一の手がかり、で今日に至ります。
読んでくださっているアナタ、ひとりひとりに向けて、僕は大切な友達だと思ってガリガリ描いています。「なんだか下手っぴーだなぁ」てのはもう、ホントにすみませんねえ。でも、一緒に遊んでくれたなら、絶対に損はさせませんよ。日が暮れて、おうちの人が心配しはじめるまで遊びまくりましょう。
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