長崎・佐世保発砲

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

佐世保乱射:事件の流れ

事件のあった「ルネサンス佐世保」2階見取図。×印は発砲したとみられる場所
事件のあった「ルネサンス佐世保」2階見取図。×印は発砲したとみられる場所

 乱射事件が発生したのは14日午後7時10分ごろ。馬込政義容疑者(37)は建物2階のルネサンス佐世保正面玄関から入り、フロントを横切って、子供たちが水泳指導を受けていたプールに侵入した。プールサイドを約4分の3周したところで、まずガラスの仕切り壁に向けて2発発射した。

 倉本舞衣さん(26)は子供たちを連れてフロント裏側の事務室に避難。この間に馬込容疑者はフロント側に戻り、ホールや事務室などで発砲を繰り返した。この時、事務室にいた倉本さんとラウンジにいた藤本勇司さん(36)が犠牲となった。

 110番は午後7時12分。同16分、捜査員が現場に到着。しかし、馬込容疑者は既に現場から逃走していた。その後、射殺された藤本さんの友人らの証言から、馬込容疑者の関与が初めて浮上した。

 県警は15日午前1時ごろ、同市船越町の教会前の路上で、逃走に使われたとみられる白いワゴン車を発見。しかし「中に乗っている可能性があり、長時間遠巻きにしていた」(県警幹部)。

 午前5時44分、教会の方角から発砲音がし、午前7時35分、教会敷地内で馬込容疑者を発見、死亡を確認した。【和田武士、長澤潤一郎】

毎日新聞 2007年12月15日 21時15分 (最終更新時間 12月16日 21時47分)

長崎・佐世保発砲 アーカイブ一覧

 


おすすめ情報