【秘書給与問題】
田中前外相の疑惑、再追及せず 政倫審
衆院政治倫理審査会(奥野誠亮会長)は30日、田中真紀子前外相に対する先の審査会について、綿貫民輔衆院議長に審査報告書を提出した。報告書は(1)提出された資料が不十分かつ信憑(しんぴょう)性に欠ける部分があった(2)参考人から補足答弁があったにせよ、本人が秘書給与の実態について答弁に足る事実を承知しているとは言い難い、として「疑惑解明に至らなかった」と結論づけている。
奥野会長は提出後、記者会見し、「これ以上は政倫審では扱わない。その点は与野党で一致している」などと語った。
(08/03)
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