【秘書給与問題】
田中真紀子氏、引退を否定 関係者に「次に備え充電」
自らの公設秘書給与の流用疑惑で議員辞職した田中真紀子前外相が、政界を引退せず、総選挙に立候補する意向を、新潟県の地元後援会関係者に伝えていたことが、13日わかった。田中氏は週明けにも地元入りし、後援会の会合で「再起」の意向を表明する見通しだ。
関係者によると、13日に田中氏本人から後援会幹部の一人に電話があり、「引退はしません。次に備えて充電します」と伝えたという。
田中氏は9日の辞職以降、このまま引退か、国政復帰を目指すのかを公の場では明らかにしていない。後援会は幹部と田中氏との会合を週明けをめどに調整中で、田中氏がここで辞職の真意や今後について説明するとみられる。
田中氏の議員辞職に伴う衆院新潟5区の補欠選挙は10月に行われるが、規定により田中氏は立候補できない。12日には、田中氏の長男、雄一郎氏が同補選に立候補しない意思を明らかにしており、故田中角栄元首相以来の固い地盤を誇る田中家は、田中氏の再起にかけることになる。
(08/15)
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