since 14/DEC/96
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9月
30日
(sat)
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マーブルトロンでの「ミュージックマガジンナイト Vol.1」には、皮肉なことにミュージックマガジン関係の用事のために行けませんでした。
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ヤン富田「MUSIC FOR ASTRO AGE」、Faust「Faust」、
山本麻里安「お散歩ハウス」購入。「MUSIC FOR ASTRO AGE」は発売当時に借りて聴いていたのですが買い直しました。ジャーマン・ロックのFaustの71年作品は、また松山晋也監修「プログレのパースペクティヴ」の影響です。
そして声優の山本麻里安のアルバムを購入したのは、今堀恒雄全面プロデュースという事実が免罪符になったからこそ。しかも菊池成孔も作詞作曲で数曲に参加しています。シングル「ヴィーナスと小さな神様」には「死」という声優ポップスとは思えぬ単語が出てくるのですが、菊池成孔作詞と知ってやっと納得がいきました。山本麻里安のお茶目なキャラクターをいいことに、「DJ ドジ」のブラスアレンジはティポグラフィカの亡霊が乗り移ったかのようです。全体的に手堅い仕事ぶりですが、サンバの「踊るレイニーデイ」など、端々で今堀恒雄の変則技を楽しめます。
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9月
29日
(fri)
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キリンジのおふたりに話を聞く機会に恵まれました。清々しいほど純粋なポップスの聴き手であり作り手である姿勢が印象的でしたよ。詳しくは来月に。
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アメリカのCD NOWに注文しておいたスペースポンチの「THE WORLD SHOPPING WITH SPACE PONCH」が届きました。岸野雄一・ミントリー・松前公高・常盤響によるバンドのアルバムで、今回取り寄せたのはJIM O'ROURKEのレーベル・DRAGCITYから発売されたアメリカ盤。日本でもトランソニックから出ているんですが、あえてアメリカからネット通販で購入です。CD NOWは今回初めて利用したのですが、注文から到着までは船便を利用して1週間ほどでした。
そのスペースポンチのサウンドは、キーボードとプログラミングによるエレクトロ武装地帯。ラウンジやモンドな要素もありますが薄味な部分などなく、むしろアグレッシヴでさえあるのに驚きました。「TENGS OF THUGS」なんて躍動感ありすぎ。そしてライヴ音源を編集して構成したタイトル曲「THE WORLD SHOPPING WITH SPACE PONCH」には狂気が漂っていました。収録されているのは86年から93年までの音源ですが、すでに時代感覚のようなものは軽く超越しちゃってます。時代を自由に行き来するタイムマシンの側面に「京浜兄弟社」と書いてある幻想を見そうな、チャーミングで不気味な音楽です。
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9月
28日
(thu)
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OngakuDB.comによると、11月1日発売の矢野顕子の新作はカバー曲集とのこと。彼女と交流のある槇原敬之やムーンライダーズはいいとして、SMAPやオー!ペネロープまで俎板にのせますか。あ、OngakuDB.comには「ミュージックマガジン」の最新号紹介もありますね、誰かの名前もあります。
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松山晋也監修「プログレのパースペクティヴ」を参考にして、池田亮司「+/-」、John Oswald「Plexure」を購入。池田亮司はもっと無音に近いようなサウンドかと予想していましたが、ミニマルな音が次第に変容していつの間にか別の世界へと連れ去るかのような刺激的なサウンドでした。これはクセになりそうです。John Oswaldは、他のアーティストの既成の楽曲を極小サイズでカットアウト&サンプリングして構築した、パラノイアのような音細工。この手法でグルーヴのようなものすら感じさせ、そこに美しさすら感じました。そして全体で20分弱というのにもまたビックリ。
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9月
27日
(wed)
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野宮真貴に「しげる」と紹介されて「しげるです」と応えるのは、そう松崎しげる。そしてふたりでPIZZICATO FIVEの新曲「東京の合唱〜午後のカフェで」を歌ってるんですが、意外と声の相性はいいですね。そしてそこに絡むのは、我等がYOU THE ROCK。NONA REEVESのマキシといい、ひっぱりだこですな。ソロ作での彼を知っているともっと弾けて欲しい気もしますが、MARVIN GAYEのフレーズを引用しながラップするここでの彼も、軽さとタフさの両方があっていい感じ。東京のはずなのに鎌倉の大仏をどーんと載せたアートワークはもうダサさとギリギリのところにあるけれど、こういう組み合わせの妙で聞かせちゃう小西康陽の勘はさすがです。カップリングの「夏休み」はラウンジっぽいインスト。そして最後の「東京の合唱〜ナイトクラブで」では、JBばりにテンションの上がった状態の松崎しげるを聴くことができます。
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9月
26日
(tue)
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おっ、daisy worldにTIN PANのアルバム&ライヴ情報が。前評判ばかりが飛び交っていた、細野晴臣・鈴木茂・林立夫によるバンドの音は11月22日に聴けるそうです。ライヴはチケットの争奪戦になるのかなぁ。
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モーニング娘。の「I WISH」のビデオクリップを観ましたが、8分もあるとはマイケル・ジャクソンもびっくりです。頭の3分ぐらいは、絵本をめくったり夢を持つ仲間が再び集まるドラマだったり。しかし今回のビデオクリップは、いつもついつい繰り返し観てしまうモーニング娘。のビデオにしては面白みに欠けて、それはどうも情報量が少ないためではないかと思われます。これまでの作品はめまぐるしい編集のため目が離せなかったのに比べ、「I WISH」はゆるい寸劇調なのです。歌詞が夢や人生の素晴らしさをテーマにしているものの、その内容がさっぱり具体的でないために制作者が夢のやり場に困ったような印象も受けましたが、それもまた夢のない想像です。
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9月
25日
(mon)
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仕事帰りに寄った青山ブックセンター本店で、日垣隆「偽善系」を購入。「買ってはいけない」の著者と対談して噛みついていた人です。そして長らく探していたおかざき真里の「冬虫夏草」も発見、このラポートから出ている単行本が5冊も重ねられているのを目にした時には、驚きと喜びの声を発してしまいました。
そして、そのおかざき真里の最新単行本「バスルーム寓話」の紹介を「COOKIE SCENE」15号で書かせてもらっています。これも青山ブックセンター本店で掲載号の現物を確認しました。
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9月
24日
(sun)
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システマあきまつりに行けなかったために、SPANK HAPPYの岩澤瞳を見ることも叶いませんでした。無念。
家に絶対あるはずのblurの「Parklife」と「The Great Escape」はいくら探しても出てきません。誰かに貸しちゃったのかなぁ。
藤原薫の「おまえが世界をこわしたいなら」を近所で探したものの、2巻と3巻しか入手できませんでした。でも平日はマンガ専門店に行く時間もないし、ならば大衆決断で知った「使えるネット書店はどれか」を参考にして本のオンライン購入でもしてみようかと考えましたが、検索したらデータが出てきたのは
紀伊国屋BOOKWebだけ。しかも送料が480円じゃ本そのものの価格と同じぐらいなんで断念しました。9月一杯は送料無料のbk1にあれば良かったんですけどね。そりゃ他の本とまとめて発注すればいいんですが、今欲しい他の本は遅くまで営業している一般書店で入手できそうなものばかりなので、結局足で探すことになりそうです。
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9月
23日
(sat)
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靴先に雨水を染み込ませながら連れて行かれたその店は、入り口はひどく薄暗くてお香の匂いが漂い、インド風の衣装に身を包んだ店員に先導されて歩く店内もまた「大きな地震でもあったらどうなるんだろう?」と不安になるほど暗かったのです。座敷式で蚊帳のような薄布に覆われた各席には大きくて赤いクッションもあって、寝転がっている人もいたのには驚きました。インドネシア製らしき竹の楽器を鳴らして店員を呼ぶと、ミニライトで足元や手元を照らしながらやってきます。一言でいえばインチキアジア料理店だったのですが、エキゾチズムもあそこまで突き詰めて店をキャラ立ちさせると、この不景気の中でも繁盛するのだなと感心させられました。開店前に照明を全部つけた状態だと意外なほどあっさりした空間なんだろうなぁ、店の名前はなんだったっけ。
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9月
22日
(fri)
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「アワーズライト」11月号の「BED ROOM DISC JOCKY」では、椎名林檎の「絶頂集」とサニーデイ・サービスの「LOVE ALBUM」について書いています。両方とも、語ろうとすると字数オーバーになってしまうような作品なので、今回も字数が多いのですよ。
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当初は「CUTiE COMiC」を編集していたシュークリームが、宝島社が「CUTiE COMiC」を自社編集するようになったために祥伝社から創刊したのが「ZIPPER COMIC」。連載陣も誌面の雰囲気も「CUTiE COMiC」のままです。男という異物のにおいをめぐる物語であるおかざき真里の「セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする」と、「あらゆる姉妹にふりかかる呪い」を淡々と物語る雁須磨子の「さわやか」は、ともに感性を作品に描き出す作家の手腕が光っていました。架月弥は、ユルかったり雑だったりする部分も含めて、そのテンションに妙な魅力があります。
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9月
21日
(thu)
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CARNATION「SPY FOR THE BAND」、Bjork「Dancer In The Dark」、TELEK「Serious Tam」購入。CARNATIONはシングルを中心としたコロムビア音源の編集盤で、バート・バカラックとトッド・ラングレンのトリビュートアルバムに提供したカバー曲や、アナログ盤限定の「LOVE SCULPTURE 2」に入っていたアウトテイクも収録しています。この3曲のためだけに買う価値あり。映画のサントラであるBjorkの新作はいかにもそれっぽい雰囲気なので、音楽だけ聴いてると腹にもたれそう。パプアニューギニアのグループのTELEKは、現代的な装飾こそ施されていませんが、ほどよく伝統色を交えた音楽は聴き返しているうちに味が出そうです。以上、それぞれのCDの第一印象でした。
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9月
20日
(wed)
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おくればせながら「フリクリ」の第2話と第3話を続けて鑑賞。第1話を観た時には作品の持つリズムに違和感があったのですが、続きを観ているうちに、これは本編でかなりの時間流れている音楽のリズムと作品自体のリズムとの関係によるものではないかという気がしてきました。そして第3話になると、音楽の音量も含めてかなり自然に鳴っていて、違和感にとらわれることなく楽しめます。演出面でも、ナオ太とニナモリが激突するシーンでのむやみなほど激しいカメラアイの回転と、ナオ太がニナモリの秘密をクラスでばらしてしまうシーンでの「止め」とのギャップなど、さらに冴えてきた印象でした。第2話で、マミ美が放火犯じゃないかとナオ太が動揺する場面での心理描写もいいな。ともあれ、見事なほど女子学級委員キャラであるニナモリが、これまた見事なほど魅力的なのです。
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9月
19日
(tue)
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中村とうようのイベントの話題が出たからといって、初対面の方にいきなり「中村とうように似てますね」と言うのは失礼でした。すいません、彼ほど歳もいってないのに。インターネットやSFやテキストに詳しいその方と話していると、普通に話していてもサービス精神があるのに、ネット人格だとさらにサービスが入っているところに、大きな反響を呼ぶ秘訣があるのだろうと勝手に納得しました。これからの動き、楽しみにさせてもらいますね。
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9月
18日
(mon)
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ロッキン・オンから創刊されたマンガ雑誌「コミックH」は、まさにロッキン・オンから発行された雑誌らしいセンスに貫かれていました。作品の完成度よりも作家性が重視され、各作品の前後に作家の顔写真やプロフィールが掲載されていることも、作品と同じぐらいアーティスト自身の「物語」を重視しているロッキング・オンらしいのです。最初の休刊を経たあと97年に復刊した頃の「ガロ」がある方向へのベクトルを極端に伸ばしていたらこうなったのかも知れないとも思いましたが、インディーズコミック誌「Line」にも執筆している岩山義重の作品が載っている辺りに決定的な文脈の違いを感じます。内容的にもう少し煮詰めることが必要な作品が多いですが、センスが合えば心地よくもあるわけで、僕にとっては衿沢世衣子の「カナの夏」がそうした作品でした。大人の恋愛を少女の目から夏の風景とともに描いた、テンポの良さが光る作品です。そして、読者の予想を裏切る展開を見せながら最後には微かな不安を残す藤原薫の「fetish」は、画力・構成力ともに抜きん出ていました。
それにしてもインタビューで登場している安野モヨコは、僕の記憶にあった姿とえらく変わっていて驚きましたよ。
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9月
17日
(sun)
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イベントも無事終了して、アッパーで幸福な気分を残したまま脱力。昨日届いた「ミュージック・マガジン」10月号もやっと読めました。今月号では、音楽のオンライン配信関連の記事を4ページほど書かせてもらっています。
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そうしている間にかちゃくちゃくんが大量に書き込んでくれたおかげで、ピクニック・カレンダーは10月分の情報もだいぶ増えています。
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9月
16日
(sat)
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今回の"Dancing Train With TGV"の素晴らしいゲストは岸野雄一さん、そして呼んでもいないどころか帰ってほしいスペシャル・ゲストは台風17号でした。「これはカメラのフラッシュかもしれない」と考えようとしても無理なほど連発で夕空を駆ける稲妻を見ていたら、一時は集客に関して絶望的な気分にもなったのですが、最終的には50人以上ものお客さんが遊びに来てくれました。本当にありがとうございました、感謝にたえません。TGVは果報者だと腹の底から思いましたよ。いつも遊びに来てくれる人にも、初めて訪れてくれた人にも、久しぶりに会いに来てくれた人にも、大きな感謝を!
そして僕のセットリストです。今回は両方とも磯臭いのですよ。
SET 1 |
1 | THE BEACH BOYS | ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY | from "Sunflower" |
2 | BRIAN WILSON | THIS WHOLE WORLD | from "I Just Wasn't Made For These Times" |
3 | THE BEACH BOYS | YOU STILL BELIEVE IN ME | from "The Beach Boys In Concert" |
4 | JOHN MCENTIRE | LET'S GO AWAY FOR AWHILE | from "SMiLiNG PETS" |
5 | BRIAN WILSON | LOVE AND MERCY | from "Brian Wilson" |
6 | THE BEACH BOYS | HEY, LITTLE TOMBOY | from "M.I.U. Album" |
7 | SOUVENIR | NE DIS PAS | from "Caroline Now!" |
8 | BRIAN WILSON | BE MY BABY | from "Live At The Roxy Theatre" |
9 | SPRING | EVERYBODY | from "Spring" |
10 | BRIAN WILSON | MAKE A WISH | from "Sweet Insanity" |
SET 2 |
1 | アカナーズ | ゴーゴー・チンボーラー | from "オキナワン・ヒッツ&スタンダーズ" |
2 | 喜納昌吉&チャンプルーズ | ドンドン節 | from "EARTH SPIRITS" |
3 | 平安隆 | コザ恋歌 | from "かりゆしの月" |
4 | りんけんバンド | 年中口説 | from "RIKKA" |
5 | 登川誠仁 | ペストパーキンママ | from "HOWLING WOLF" |
6 | 喜納昌吉&チャンプルーズ | サバニ | from "Champloose Runaissance" |
7 | 照屋林助 | たりたりたり | from "67の青春" |
8 | 嘉手苅林昌 | ラッパ節 | from "風狂歌人" |
9 | ネーネーズ | テーゲー | from "IWAKU" |
10 | りんけんバンド | いちゃいぶさ | from "アジマァ" |
11 | KALABISA | ROOCHOO GUMBO Y2K | from "ROOCHOO GUMBO Y2K" |
SET 1は、THE BEACH BOYSのブラザー/カリブ音源やBRIAN WILSONの初ソロ作などの連続再発を祝して、彼らの楽曲を別テイクやカバーを取り混ぜて流してみました。SET 2は、夏の終わりの沖縄特集。そう友人に話したら「もう秋じゃん」と言われましたが、DJしながら自分で踊って汗ダラダラになっていたので、夏だったら夏です。ちなみに僕の踊りはオザケンのそれに似ているとの指摘を受けましたが、オザケンの踊りを知らないので喜んでいいのかも分かりません。
岸野雄一さんのDJは、選曲もつなぎもレベルが高くて、ただ感心するばかりでした。しかも、他のTGVの皆もDJに磨きがかかってたので、僕も次はもっと気合を入れないといけませんね。そんなわけで、ハルヲさん・MASAさん・オザワさん・まちださんもお疲れさま。みんな、もうすっかり次もやる気なんでしょ?
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9月
15日
(fri)
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ここ数日で買ったCDのうち、新譜はNONA REEVESの「DJ!DJ!〜とどかぬ想い〜」と椎名林檎「絶頂集」。NONA REEVESのマキシは、YOU THE ROCKをフューチャーして筒美京平がプロデュースした、今回も青春失恋ディスコソング路線です。それにしても筒美京平はどこをどうプロデュースしてるのかなぁ。椎名林檎はもらったプロモがカセットだったので買い直し。旧譜では、BRIAN WILSON「BRIAN WILSON」、喜納昌吉&チャンプルーズ「チャンプルー!」、SILVER APPLES「SILVER APPLES」、LOVE「Forever Changes」を。BRIAN WILSONは88年に出た初ソロ作の再発盤で、インタビューやデモが14トラックも追加されていては買わずにはいられません。ソロ2作目になるはずだったものの発売されなかった「Sweet Insanity」の海賊盤に収録されていた楽曲の元になった曲も聴けます。SILVER APPLESはむちゃくちゃカッコよくて、エレクトロとリズムのいかれ具合にしびれます。明日のDJの選曲のために沖縄モノを聴き返しているのですが、喜納昌吉&チャンプルーズは沖縄という枠を越えたエネルギッシュでスピリチャルな音楽だと再確認。
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9月
14日
(thu)
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「トゥナイト」の官能小説特集に、由一とマイクロデザインの「二次元ドリームノベルズ」担当編集者が登場した瞬間には、思わずKF-2さんに電話するわICQ打ちまくるわで、笑いながら興奮してしまいました。でも、これはすごろくで言えば「上がり」みたいなもの。もちろんここで止まっちゃだめなんでしょうけど、それでもちょっと感慨深いものがありましたよ。山本晋也が、彼らの才能を見ぬいたかのように「面白いことをやりそう」と評価していたのも素晴らしかったです。エロに賭ける人間としての世代を越えた共感のようなものでしょうか。
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9月
13日
(wed)
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今日発売の「レコード・コレクターズ」10月号で、鈴木博文 & GREAT SKIFFLE AUTREYのアルバム評を書かせてもらっています。
そのレココレに載っていたmusic.tokyo-city.co.jpの広告のイラストは、今回も加賀美ふみをさん。で、でもどう見てもエヴァのミサトだし「音盤補完計画」とか書いてあるし…絶対にレココレが2000年9月13日発売であることを意識しています。ええ、セカンドインパクトの日であることを!
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というわけで、先日本野智さんに言われるまで完全に忘れていましたが、今日はかつてエヴァに狂った人間の古傷をこじ開ける日でした。本家ガイナックスも、しっかり商売にしていてさすがです。
そういえば、今月のmanga zooでカバーガールをしている栗山千明も、そのインタビューでエヴァが好きだと語っていますね。ムービーまで用意されています。彼女がオタクであることに関しては、砂さんに教えてもらったこのページをどうぞ。
最近の栗山千明はすっかり雰囲気が明るくなった気がします、変わるものですねぇ。変われないのはかつてのエヴァファンだけだ、というオチは悲し過ぎますか?
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9月
12日
(tue)
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現在タイに滞在中のむちょさんから、向こうで売られているMP3が詰まったCD-Rを送ってもらいました。むちょさんはタイにいても普通にICQにいるので、僕は彼が海外にいることも忘れがちです。そのCD-R、一見違法なブツに見えてやっぱり海賊盤というか海賊MP3盤らしく、ちょっとカルチャーショックなほど汚れた盤面のCD-Rが、縮小された各種ジャケットが並んだ紙とともにビニール袋に入っています。プラスチックケースは使っていませんが、たぶん環境への配慮とかではないでしょう。これでしばらくはタイ歌謡ざんまいの毎日だぜ〜と喜んでいたのも束の間、聴き始めてしばらく経つとパソコンがうまくCD-Rを認識できなくなるらしく、再起動を要するデンジャラスな事態に。慌ててむちょさんに聞くと、タイ語のフォントとかタイのWindows 98で焼いたことと関係あるのではということでした。そんなわけで、なぜか収録されてるa-haしか聞けないのが現状なのです。
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9月
11日
(mon)
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i-modeの話の次はPDAです。急にモバイルづいたんで世界が違って見えてきました、というのは大袈裟ですが新しいオモチャを手にしてはしゃいでいます。
以前の日記にも書いたように購入したのはソニーのCLIE、PEG-S500C/Dです。カラー液晶の方は注文が殺到したらしくて、ホームページ上で先行予約しても発売日の9日には届かないかもしれないと告知されていたんですが、無事届いてくれました。最初こそi-modeの後だから興味が冷めたかも…という感じだったのですが、いじりだしたらまんまとハマりましたよ。メモ帳サイズだけどやっぱりパソコンみたいなもので、携帯とつなげればネットにも接続可能。ホームページを表示すると、テーブルタグは豪快に崩れますけどね。高くて重いノートパソコンを買う気はないけれど、遠出した時にメールを読める端末が欲しかった僕にはぴったりでした。
ただ、電源の入れ方やパソコンとの接続方法など、肝心なことほど取扱説明書の解説が甘かったり、ペラ紙で同封されていたりするのにはまいりました。パソコン関連機器の説明書はしょうがないのかなぁ。ともあれ、Windows 3.1の使い勝手を思い出しながら一通り操作も体得。ペンで手書き入力するGraffiti文字も、英語の筆記体に似てるんで慣れてくると面白いです。これからCLIE User ClubやMuchy's Palmware Review!を参考にして、自分でソフトをインストールしてみます。
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9月
10日
(sun)
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i-mode版のOUTDEX、はじめました。
携帯電話を買ってからまだ1週間も経っていないのに、ちょっとi-modeに触れたらこの有り様です。ラんちゃんがi-mode用にロゴを作ってくれたら、iモード対応HTMLを参考にタグをいじる手がもう止まりませんでした。でもあの小ささでネットに接続できるのはちょっとした衝撃だったんですよね、驚くのが遅過ぎますが。
そんなわけで題して「i-OUTDEX」は、日記+カレンダー+リンクの3セットを安易なネーミングとともにi-modeでお送りします。普通にあるページに通勤ブラウザをかましているだけじゃないかという指摘もありそうですが、コンテンツの有効再利用という名目で押し切ります。あ、リンクの1ページ目だけはちゃんと作ってみましたので。アクセスキーにも対応しています。携帯電話のメールアドレスにブックマークを送信するには、こちらをどうぞ。
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9月
9日
(sat)
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16:00〜16:30 | ムネカタ |
16:30〜17:00 | まちだ |
17:00〜17:30 | ハルヲ |
17:30〜18:00 | MASA |
18:00〜19:10 | オザワ |
19:10〜20:10 | 岸野雄一 |
20:10〜20:50 | ムネカタ |
20:50〜21:30 | まちだ |
21:30〜22:10 | ハルヲ |
22:10〜22:50 | MASA |
細野晴臣のDAISYWORLDで、岸野雄一さんがCDレビューを! 今読んでいる松山晋也監修「プログレのパースペクティヴ」にも岸野さんは鋭くて密度の濃い文章を書いています。
そんな彼をゲストに迎えて開催される"Dancing Train With TGV"まであと1週間になってしまいました。ここで改めてタイムテーブルをご紹介しておきましょう。
前回はオールナイトでしたが、今回は夕方4時からの開催に戻ってゆったりとラウンジ・パーティ気分になる予定です。会場のマーブルトロンは広くて音響もいいし、くつろげる雰囲気なので是非遊びにきてくださいね。
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9月
8日
(fri)
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津野裕子の単行本「デリシャス」「雨宮雪氷」と、96年以降の「ガロ」で彼女が発表した作品を一気読み。押し入れから昔の「ガロ」を引っ張り出してきたんですが、編集部員離脱事件以前に加えて2回復刊したどちらの時期にも彼女は作品を発表しているので、単行本未収録作品だけでかなりの量があります。早く単行本になって欲しいと切に願う次第です。
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その津野裕子の素晴らしい新作「ひりひりする【緑】」も掲載されている「ガロ」10月号から、創作同人誌紹介のコーナーを担当させてもらいます。第1回目に紹介させてもらったのは山名沢湖さんです。
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9月
7日
(thu)
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9月13日発売の椎名林檎の8センチシングル3枚組「絶頂集」は、あまりに狂暴なライヴ音源の連続に参りました。弱っている状態で聴くと負けます。これは彼女の作品であると同時に、ファンとの交歓そして断絶の記録であって、椎名林檎という存在とそれを取り巻く現象抜きでは語れない作品集です。
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9月
6日
(wed)
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本日発売の第4巻で日本橋ヨヲコさんの「極東学園天国」は完結。学生運動処理班の目黒が登場するCOLOR.38からの展開が好きなのですが、作者の意図に反しての連載終了という状況で、日本橋さんのラストスパートの力をみせつけられるのも皮肉な話です。「極東学園天国」の続編が失われた分、次の短編作品に期待することにしますよ。この単行本の巻末では、僕もコメントを寄せさせてもらっています。土田世紀先生の手前とは光栄。日本橋さんは体調を崩しているようだけどお大事にね、ただでさえ華奢な身体してるんだから。
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9月
5日
(tue)
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黒沼克史「少年法を問い直す」、GAZETTE 4編著「ひとり〜Altogether Alone〜」購入。後者は「モンドミュージック」の執筆陣によるアルバム紹介本で、まちださんの家で読ませてもらったらあまりの男泣き度の高さに買わずにいられなくなりました。
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結局PHSを買い直すのはやめて携帯電話に乗り換えました。これから届くPDAに接続するにはPHSの方がデータの転送速度は速いんですが、いかんせん自宅にいるとPHSの電波が弱いし、やっぱりi-modeをいじってみたくてねぇ。そんなわけで買ったのはD209iのダークチタン。電話機能の操作に文字入力の方法、さらにi-modeの使い方など覚えることが多そうだと怖気ついていましたが、意外と1日で基本的な操作方法は覚えてしまいました。昔のPHSに比べて格段にインターフェイスがわかりやすくて、買い替えが面倒くさいからと同じPHSを3年間使っていたせいで逆に不便な思いをしていたのだと思い知りましたよ。前のPHSなんか、かかってきた電話の番号ですらそのまま登録できなくて、手で打ち直してたんですから。携帯だと文字入力が簡単なうえに、主な操作が3つのボタンで可能だというのもちょっと感動的でした。というか僕の時間が止まり過ぎ。
そしてi-modeなんですが、購入日の翌朝9時からのサービス開始と同時にいじり倒してます。メールが届くと瞬時に教えてくれるのは便利。情報を集めるには通信や表示に時間がかかるし、ウエッブに慣れた身にはまどろっこしいですが、電話一本で電車の中でもネットが見られるのはやはり新鮮です。
そんなわけで、i-mode対応HTMLを頭に叩き込みました。
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9月
4日
(mon)
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9月20日に発売されるサニーデイ・サービスの新作「LOVE ALBUM」を聴いているのですが、前作「MUGEN」を超える素晴らしさです。先行マキシ「夜のメロディ」や「魔法」で聴かせていたような音像処理が他の曲でも試みられ、しかもどの歌も果てしなく優しい雰囲気に包まれています。気を抜くと泣くぞ、ってぐらいなんで心が弱まっている人は涙腺に注意。
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OUTDEX更新、「small circle of friends」にSMALL MUSICが加わりました。
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9月
3日
(sun)
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モーニング娘。が「ASAYAN」で新曲「I WISH」のスタジオライヴをしていましたが、個人的に言及せずにはいられないのは、安倍なつみのポジションでも吉澤ひとみの歌唱力でもなく、辻希美は髪を下ろしているほうが魅力的ではないかということです。
「I WISH」の編曲を手掛けている河野伸が、かつてSPANK HAPPYのメンバーであったことを知る人も少なくなってしまいました。「真夏の光線」のアレンジもこの人です。「I WISH」で随所に挿入されるヒップホップ風味はいただけませんが、カップリングの「あこがれ My Boy」での、原型が見えないほどドラムンベースを消化したリズム処理には耳を引かれます。
ぼぶさんの日記によると、先頃発売された「ダンシングラブ サイト 2000 春」のDVDには、マルチアングル機能を使って「LOVEマシーン」を歌う新メンバーの映像も収録されているとか。見てぇー。というかDVDプレイヤーを買わないとなぁ、LDプレイヤーもいかれちゃったし。
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9月
2日
(sat)
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「WIRE00」で踊り狂っているであろう友人たちの姿を想像しながら日曜の朝までひたすらに作業、この成果は今月19日あたりに。
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気が付いたら2週間後に迫っていて背筋に冷たい汗も流れる"Dancing Train With TGV"ですが、タイムテーブルが決まりました。僕の出番は16:00〜16:30と20:10〜20:50の2回。わりと早い時間に回すので、出番を終えた僕は最後まであからさまに脱力しきったままの状態でいるはずです。どんな飛び道具が使われるか予断を許さないゲストの岸野雄一さんには、19:10〜20:10の1時間をお願いする予定なのでこちらもお聴き逃しなく。
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叶美香のデビュー曲「サルサ!アマイエクスタシー」は意外なほど本格的なサルサ・ナンバーなんで驚きましたが、コーラスのダサさ加減に妙に安心しました。
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9月
1日
(fri)
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古屋兎丸「Wsamarus 2001」、「マンガF」10月号購入。「マンガF」では相変わらず松本次郎が好調、この退廃感と絵の密度がたまりません。駕籠真太郎もナイス暴走、触覚についてのいかれた授業の様子と圧倒的な画力が素晴らしいです。田村マリオは、物語をじりじりと狂った世界へと引きこんでいく構成が巧みで、細かな心理描写がそれを支えます。古屋兎丸については後日改めて。
CDは、Ali Hassan Kuban「Nubian Magic」とEsma「Qeen Of The Gypsies」を。Ali Hassan Kubanはエジプトのヌビア地域のミュージシャンで、今回はデジタル・ヌビアとでもいうべき強烈なサウンドで新たな次元に突入していました。Esmaはマケドニアのロマと呼ばれる民族の歌手で、気品がありながらも泥臭く迫力のある歌とサウンドが楽しめます。バルカンのブラスものはやっぱりいいなぁ。
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