since 14/DEC/96
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12月
31日
(mon)
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今年の僕の愛聴盤たち、20 Compact Discs of 2001。
2001年のCDの買い納めは、カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)「恋人は心の応援団」でした。TSUTAYAで中古が80円。デジカメを落としたら液晶が壊れてサイケデリックな画像しか表示されなくなったので、そのまま修理に出しました。紅白で松浦亜弥を見逃したことは痛恨事でしたが、保田圭の髪型が変わったことと石川梨華によるハクのコスプレが素晴らしかったことを2001年最後の記憶として胸に抱いて、去りゆく2001年を見送ります。
オフライン/オンラインを問わず出会った全ての人々に感謝を。2002年も毎日日記を更新できる程度には平和な日々でありますように。良いお年を。
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12月
30日
(sun)
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有明の空も青かったのでしょうか。夏に続いて今回もコミケには行かず、心穏やかな生活を送ることを選んでしまいました。
代わりに、というわけではないけれど加賀美ふみをさんの「おんなのこ」に続く今年2冊目の単行本「かわいいね」を購入。
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12月
29日
(sat)
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慎吾ママ「慎吾ママの学園天国〜校門篇〜」、10人祭「ダンシング!夏祭り」、三木道三&MOOMIN「SUMMER RIDDIM 01」をTSUTAYAの3枚100円コーナーで購入。
「BUBKA」2月号では、相変わらず「モーヲタの部屋」が飛ばしています。この真ニイニイ、見覚えがあるなぁ。あと、「男道コーチ屋稼業」で掟ポルシェ兄貴が着用している「ザ☆ピ〜ス」の衣装は、イワキリさんが自分のコスプレ用に買ったものだそうです。心暖まるモーヲタネットワークですね。
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12月
28日
(fri)
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一昨日書いたことを忘れてまた新譜を買いました。渋さ知らズ「渋旗」は、ジャケットのイラストをしりあがり寿が担当しています。
もう一枚は、ちょっと前に出た「ムーンライダーズのイイ仕事! 徳間ジャパン編」。以前ライヴで鈴木博文がセルフカバーしていたリサへの提供曲「Mr. Sunshine」が遂にCD化されて収録されています。シンプルなのについ口ずさんでしまうような味のある名曲です。他には、ビビるほどボーカルに色気が溢れている元キャンディーズの藤村美樹の「抱きとめて」が思わぬ拾い物。スクーターズの「東京ディスコナイト」も入っています。星野節子の歌声って全然変わってないんだなぁ。
さらに、ヤフーオークションで落札した小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)」「大人になれば」も届いたので、年末も順調にCDが増えています。「ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)」のカップリングは「流星ビバップ」で、オザケンのボーカルが危ういながらも熱いこのライヴ音源を目的に購入したのでした。
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12月
27日
(thu)
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ソウルフラワーユニオンの奥野真哉、紅白にウルフルズのサポートで出演。でもRe:Japanも一緒に「明日があるさ」を歌うそうなんで、バックのミュージシャンまで映るか微妙ですねぇ。
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「最近はICQいつもオフラインだね」と人に言われて驚いたのは、僕が毎晩のようにICQに浮上しているからでした。Windowsだと見えてMacだと見えないという不思議な現象の報告もあり、ルーターのせいかとも思ったのですが、どうも僕がICQ98という恐ろしく古いバージョンを使用していたせいのようです。なんか現在では相手側に表示されたりされなかったりするとか。昔はICQをうかつにバージョンアップすると不安定になるという話だったので、あえて古いままにしていたらこの有様です。
そんなわけでシステムファイルの大量ブチ込みに恐々としながら、ICQ2001bをインストール。たかがインスタントメッセンジャーに決死の覚悟で臨みます。ICQ2000の解説ページを読んで、コンタクトリストなどのデータの移行などが面倒なのかと思ったら、ICQ2001ではあっけないほど簡単に出来ちゃいました。このバージョンだと、ブラウザでみるICQである「ICQ LITE」にもコンタクトリストを送れて便利です。ICQ LITEはJava版Yahoo!メッセンジャー に似ていて、もはやどっちが親でどっちが子なのかという感じです。
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12月
26日
(wed)
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Spiritualized「Let it come down」、Super Furry Animals「RINGS AROUND THE WORLD」、NEBA SOLO「Kene Balafons」、こだま和文「NAZO」購入。たぶんこだま和文が今年の新譜購入の締めくくりです。
小沢健二のシングルで持っていなかった「ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)」「大人になれば」の2枚は入手のめどがついたので、いよいよ「天気読み」を残すのみとなりました。収録されている2曲ともアルバム収録曲だから、アルバム未収録曲を集めようという本来の目的を考えると買う必要はないのですが、ここまでくるともうそんなことは忘れてコンプリートのことしか頭になくなってくるから不思議です。
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12月
25日
(tue)
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昨日の小沢健二公式ページのスタートなど、このサイトの露払いに過ぎなかった! かどうかは知りませんが、山本麻里安公式ページリニューアル。本人の日記がスタートしています。
みなさん今年の年越しはどう過ごされるのでしょうか。僕の知る限り、そっち方面(どっち?)のイベントでは、爆音娘。の年越しバージョン「プッチ爆 紅白ヲタ合戦」と、後楽園ゆうえんちジオポリスでの鳥肌実演説会「1231ジオポリス陥落!」が双璧を成している印象です。
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12月
24日
(mon)
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ネットアイドルのページのトップ画像が軒並みサンタ衣装です。メリークリスマス。
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始まりましたね、小沢健二公式ページ。正午まで待たせておいて、従来のメールマガジンにディスコグラフィーを加えただけっていう肩透かしも、なかなか素敵なクリスマスプレゼントです。でもディスコグラフィーを載せるなら、旧譜が生産中止という情報の真偽も教えて欲しかったなぁ。あとこのディスコグラフィー、けっこう発売されたはずのアナログ盤は書いてないのですね。
ちなみにシングルのうち、まだ僕が持っていないのは、「天気読み」「ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)」「大人になれば」の3枚というところまできました。手放してもいいという方、ご一報ください。(追記:「ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)」「大人になれば」は入手のメドが立ちました。)
今日送信されてきたメールマガジンのVol.2には、新作を聴いた小貫信昭のコメントも紹介されていましたが、いかんせん文章が抽象的でアルバムの内容はまだ謎のままです。
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12月
23日
(sun)
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今年僕がウェッブ上で見た最もピースフルなお知らせ。MOZUさん、ManaMさん、おめでとー。
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友達が電話でオザケンのシングルが欲しいと言っていたので、午後古本屋を巡った際に中古CD棚を漁ったら、「戦場のボーイズライフ」「強い気持ち・強い愛/それはちょっと」を発見。発見したのはそれぞれ別の店で、しかし両方ともシングルは4枚100円という販売方式なので、1枚のため他に3枚、計6枚を余計に選ばなくてはなりません。THE BOOM & 矢野顕子「それだけでうれしい」は即決として、槇原敬之「もう恋なんてしない」「彼女の恋人」という昔カラオケで歌った忌まわしい思い出付きのシングルもあって損はないので購入。聴いたこともない小田和正の「いつかどこかで」や、半分に折られているASKAの「はじまりはいつも雨」、中森明菜の「二人静」あたりになると、そろそろ選ぶ側の疲労が見え隠れするセレクションです。
店のおばさんがアルバムも100円でいいと投げやりに言うので、忍者「忍者参上」を購入。91年産だけあって、なかなかメンバーの髪型がいかしてます。タイトルからするとデビューアルバムのような「忍者参上」は、フルアルバムとしては3作目。僕のお目当てはシングル「秘・美・子」で、「秘めましょう」と「姫魔性」を掛けるなど無駄に凝った歌詞がたまりません。それにしてもこの当時のサウンドは、シンセがバリバリ鳴っていてすごいものがあります。LENNY KRAVITZが70年代のサウンドを再現するために機材にもこだわったように、氣志團あたりにもその辺の格闘を期待したいです。
あと忍者には、太ったために脱退させられた古川栄司というメンバーがいたそうで、つい彼についても不必要に調べてしまいました。
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12月
22日
(sat)
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仕事で上京中の加藤千恵が渋谷に着いたと電話が来たのは、僕がちょうど丸井で靴を買い終えた頃でした。タワレコ前で、千恵やイワキリさん・テルヤスさん・梅本さん・Csbさんと合流。
今では欲にまみれた大人たちが樹液をすする虫のように千恵に群がるようになったので、今月だけで2回上京している彼女は渋谷の洒落た店など知っていて、そこへ我々が案内されるという不思議な逆転現象も起こります。え、旭川から来たんだよね? そこで交わされた会話については、今や女子高生文芸家として綿矢りさと並ぶ存在(というか綿矢が急浮上してきたので千恵的には面白くない)である加藤千恵のパブリックイメージを守るために割愛せざるをえません。
僕が最近過剰に服を買っていることをイワキリさんに話すと、「それよりまず姿勢を良くすることやね」。なるほど。「あと、オリーヴ読まんとあかんよ」。それはちょっと。服はオーソドックスなモデルを買うのがいいとアドバイスされ、それならばとイワキリさんに弟子入りすることにしました。ただイワキリさんは、オリーヴ少女のコスプレとして自身のファッションを追求している人なので、僕もどこへ向かうかわかりません。
皆はオリーヴメーリングリストのイベントのために宇田川町のクラブへ。疲れの溜まっている僕は、千恵たちに手を振って道玄坂を下りました。
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12月
21日
(fri)
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「バグナード」Vol.01はオタク系ニュースサイトをそのまま雑誌にしたような感じで、ホームページからしてニュースサイトっぽいです。記事の中では、等身大フィギュアの制作に情熱を注いだ男を描いたファンタスティックの物語や、三峯徹インタビュー、どういう関係で掲載されているのか気になる二次元ドリームノベルズの広報ページ「にじこちゃんニュース」あたりが目を引きました。あと、自宅に自作の鉄道を走らせている桜谷軽便鉄道も地味だけどなにげにすごいな。
グロ&テイストレス画像のrotten dot comの記事は完全に雑誌の中で浮いていますが、初期のインターネット雑誌や単行本のうちアングラに接近した部類のものでは、こういうサイトの紹介って定番だったなーと懐かしい気分になりました。別にテイストレスな画像なんて昔からさして興味はないのだけれど、ああいう画像を見られることがインターネットの醍醐味だなんて当時は思っていた気がします。すぐ飽きるのにね。
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12月
20日
(thu)
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「アワーズライト」2月号の「BED ROOM DISC JOCKY」では、及川光博「聖域〜サンクチュアリ〜」とムーンライダーズ「Dire morons TRIBUNE」を紹介しています。
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元サニーデイ・サービスの曽我部恵一のソロデビューシングル「ギター」購入。発売元は小西康陽のレディメイド・インターナショナルです。曽我部恵一がひとりでサンプリングで生み出した、カップリングの「月」のサウンドも面白いのですが、やはりシングルになった必然性を強く感じさせるのは「ギター」。イントロの数秒を聴いただけで、そのしなやかさに魅了されました。「戦争にはちょっと反対さ」というフレーズと、そこに至る歌詞のリアリティーこそが、テロ事件後の日本で生み出されたこの楽曲の魅力だと思います。
そっか、娘さんの名前はハルコちゃんていうんだね。
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12月
19日
(wed)
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渋谷タワーレコードでママスタジヲのミニライヴ。30分近く遅れて行ったのですが、6曲を聴くことができました。CDを聴いたりスリーヴを見たりした印象では地味めな人たちかと思いましたが、ライヴだと予想以上に激しく、そして各メンバーのキャラの立ったバンドです。特にボーカルとギターの小泉大輔があんなに叫んで跳ねて、痙攣するようにギターを弾く人物だとは思いませんでしたよ。なにしろ熱演しすぎてメガネを曇らせてましたから。杉村美奈はベースを弾きながら猫背気味に歌うのがキュートで、キーボードの川口智士は飄々としたベスト姿、そして一番ロッケンロールなルックスの伊藤浩はMCだと温厚でした。演奏もまとまっていて、CDで聴くよりはるかに弾けた印象。客層はちょっと洒落た人が多くて、なるほどポップにしてねじれたママスタジヲのファンらしいと思いました。
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12月
18日
(tue)
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今日は連絡網 AMI主催で「児童虐待と表現規制に反対する集い」が開催されたはず。その目的についてはMANGA ZOOの記事に詳しいです。
そして、そこで問題にされているような表現規制が行なわれた場合にはこの本もその対象になるかもなぁ、と思いながら購入したのがOKAMA「OKAMAX」。「快楽天星組」の表紙などのイラストを中心に数編のマンガも収録したオールカラーの画集で、OKAMAの絵師っぷり堪能できます。原作者がいるというマンガ「椿」は、少女が枯葉を踏みしめる音を録音した男が、彼女の成長を欲望の中で想像していく姿を絵のみで表現する手腕が鮮やかでした。
高橋しん「最終兵器彼女」第6巻、田中ユキ「フェティッシュ」も購入。田中ユキは前作「ストレンジラブ」と比べても、近作ほど作品のテーマに対して彫りが深くなっています。
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12月
16日
(sun)
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「ドラッグ『エクスタシー』は医薬品として認可されるか」(上)、(下)。エクスタシーを心理障害治療の手段として合法化しようとする、元ヒッピーのリック・ドブリン氏についてのHOT WIREDの記事です。幻覚剤学際研究学会なるものを主宰する彼は、すでに米食品医薬品局(FDA)の承認を受けて臨床試験の準備を進めているとか。さらに、プロザックと並んで有名な抗鬱剤・ゾロフトの開発に携わった研究者からアドバイスを受けているとなると話は本格的です。エクスタシーはカウンターカルチャーから体制の中へ?
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12月
15日
(sat)
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OngakuDB.comの記事でも1日早く紹介されていましたが、小沢健二メールマガジンVol.1で新作のリリースが正式に発表されました。発売は2002年2月27日、「Eklectic」という仮題で、「今夜はブギー・バック」の新録を含む全13曲だそうです。そしてメルマガには、担当ディレクターの「とにかくすごい作品です」という興奮の声が。ディレクターさん、アルバム未収録シングル集の発売もお願いします。なんとなく当人が絶対認めなさそうですが。
そして「Quick Japan」Vol.40には、オザケンを追ってニューヨークにまで出向いた大塚幸代さんの手記が掲載されています。ラブレターをめぐる悲しいお話だなぁ、これ。ラブレターを渡すのに家の前で張り込んでいいのかっていう問題はあるんですが。
大塚さんのホームページは最近文字量も多くて面白いです。小説(?)の「ポップコーンラブ」とか。
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12月
14日
(fri)
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ここ数日でドコモ携帯への迷惑メールが急増していて、24時間に26通も届いたらそりゃもうブチ切れ寸前になるというもの。受信のパケットへの課金に腹が立つのは当然として、毎日かなり携帯メールを使う人間にとっては、迷惑メールが増えるとそれだけで無駄なチェックの手間が増えるし、日常生活を邪魔される気分で不愉快にもほどがあります。受信メールの保存件数は、僕の機種だと200件までで、パソコンのように制限無しではないですし。
それまでは1日に数通という程度でさして気もしてなかったのですが、この急増ぶり。いくらメールアドレスを任意の文字や数字にしてみたり、ドコモが迷惑メールの受信ブロックを開始してみたところで、あまり効果がないようです。メールが届くメールアドレスのデータベースもできちゃってるんだろうしなぁ。商業広告に係る電子メールの適正化等に関する法律案骨子で、たまにはいいところを見せてくれよ、民主党。これを迅速に成立させたら、若者の浮動票はすべて君らのものだ。
毎時間のように届くこの迷惑メールには共通点があって、送信者を示すFromの欄が空白なんですね。頼むからこんなメールを配信しないでくれよ、ドコモ。技術的には難しいのでしょうが、Fromがいいかげんなメールアドレスのメールも送信しないでほしいものです。ただでさえ携帯のメールにはヘッダ情報がないので、送信者を特定しづらいわけですから。この辺の携帯スパムの悪質な進化の現状は、迷惑メールについてよくある質問に詳しいです。
あと、パソコンのスパムメールを中心としたサイトだと迷惑メール撲滅私的調査会が熱いです。こういうサイトを見ていると、パソコン向けスパムへの対策がもたついた結果として、迷惑メールに対して受身の立場にならざるをえない携帯ユーザーの被害が甚大なものになっているのがよくわかりますねぇ。
最終的には、「iMenu→オプション設定→メール設定→メール一括拒否→インターネット経由のみ拒否」で対応したのでした。僕の携帯にパソコンからメールを送るのなんて僕自身ぐらいしかいなかったんですが、パソコンのメモを携帯に送って外で見られるというのはけっこう便利で、別にPDAはもうなくてもいいかというぐらいでした。なかなか屈辱的ですな。
で、26通も送ってきてくれる素敵な出会い系ページに関しては、URLが違っていてもドメイン情報を調べるとどれも同じ会社が運営している模様。ここから先はちょっと潜行してきます。
追記:Ez携帯からメールを送れないと言われて気付いたんだけど、ここをよく読んだら「インターネット経由のみ拒否」ってi-modeのメールしか配信しないんじゃん。使えねー。
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12月
13日
(thu)
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SHIPSのレジの手前に「dictionary」No.0083があったのでもらってきました。戦争反対を訴える愚直なほどの編集方針の真摯さには敬服しつつも、様々な人のコラムが並ぶ「PEACE dic A to Z」の大半は、アメリカにばかり視線が向いていて、アルカイダやタリバンを含むはずの世界のリアリティーへの想像力が、実のところ欠けているのではと違和感が残ります。望みはしても、僕にとって「戦争反対」という言葉はよほどの覚悟がなければ口に出せません。樹木希林の文章なんてここで初めて読みましたが。
「世界がどんなに大きく揺れ動こうとも/私は揺るがない個人を世界と見て触れ合いたい」という桑原茂一編集長の言葉にリアルな感触で反応しているのは、下條ユリによる「Brooklyn Diary」、そしてアメリカの放送自粛曲を歌うインターネット放送「Civil Society」でした。
僕が「dictionary」を入手したSHIPSの広告は、皆が無邪気にピースをしている写真で、複雑な気分に。
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12月
12日
(wed)
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「SPA!」12/19号のモーヲタ特集・いい歳して[モーヲタ(モーニング娘。オタク)]たちのなんと膨大な理屈は、モーヲタの生き様を正面からとらえた好企画でした。最後のページの、識者によるモ娘の人気分析が邪魔になるほど。「BUBKA」の「モーヲタの部屋」で(困った界隈に)おなじみのビバ彦や、いまや妄想派モーヲタの雄であるうたかさんも登場しています。ビバ彦って元々はすごくコアな編集者らしいし、うたかさんも僕と最初に出会ったのは今はなきマニュエラカフェでの岸野雄一イベントで、いかにも趣味の良さそうな洋楽愛好家という印象でした。その彼がここまで変貌するとは当時の僕には予想できるはずもなく、その後の僕らの再会がモーヲタトークライヴになろうとは思いもしなかったのです。そうした道を踏み外した人々を紹介した記事については、ニンジン戦線の12月12日付に詳細が。
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12月
11日
(tue)
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Double Famous「SOUVENIR」は、
リトル・クリーチャーズの青柳拓次や栗原務、Port of Notesの畠山美由紀らが参加した10人組バンドのアルバム。スノッブ臭さがあったら嫌だなぁと不安に思いながら聴きましたが、非常に悠々とした趣味人の音楽でした。南米、アフリカ、カリブなどの楽曲を演奏しつつも学究的ではなく、中国の「夜来香」や、サンディーも歌っていたインドネシアの「SULIRAM」まで。オリジナル曲のほとんどは英語詞で、音楽的要素は多岐に渡っているものの猥雑さはあまりなく、適度な翳りをまといつつもあくまで上品で知的な雰囲気です。音楽を生業としていないメンバーもいるというわりには演奏はまろやかで、畠山美由紀のボーカルの存在感もやはり大きいのでした。最も緊張感のあるオリジナル曲「RUSTY SHIP」になると、前情報なしで聴いたらどこの国の音楽かわからないようなサウンドで、そうした音楽的要素の煮込み方にこのバンドの面白さがよく表れています。
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12月
10日
(mon)
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ママスタジヲのメジャーデビューアルバム「ママスタジヲのママスタジヲ」を聴いて連想したのは、当人たちも言われ飽きているんでしょうが、やはり初期XTC。ギターが前面に押し出され、チープなキーボード音がそれを彩ります。演奏や楽曲のねじれ具合に歌詞が付いてきてないのは惜しいなぁ。The Whoのカバー「ハッピージャック」などでボーカルをとる、ベースシトにしてメガネっ娘の杉村美奈がキュート。これ以上普通になっちゃうと、本当に普通のバンドになってしまいそうな程度に地味な人たちもであるので、いっそ自家中毒になる覚悟でねじれて欲しいです。志は高そうだし。
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12月
9日
(sun)
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あと1週間の血戦という感じで年末進行の日々が続いていますが、一気に書き上げていくこのドライヴ感は嫌いじゃありません。原稿に関する自分自身の満足度って、費やす時間の長さとは必ずしも比例しないものです。
ホフディランのマキシシングル「GET READY!!」は、これまで以上にバンドサウンドを全面に押し出していて、サビのメロディーや歌詞のストレートなロックっぷりに面食らいました。でも爽快。小宮山雄飛も渡辺慎もソングライティングが冴えていて、ふたりのバランスもいい塩梅です。最近DJ活動をしている小宮山雄飛によるリミックスも収録されていて、これが意外なほどのブルーズ色。
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12月
8日
(sat)
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テルくんの引っ越し祝いを兼ねて、彼の家で向島くん・p-.ちゃんと鍋。最寄り駅に集合してスーパーに向かったものの、誰も鍋というものをどう作ればいいのか正確に把握していないという事実が判明したので「もうコンビニの弁当でいいよ」と言ったら、この日のために鍋を新調したテルくんに怒られました。
新居であるテルくんのアパートは駅から近くて、向島くんも「安すぎるよ、人が死んでるよ」と言うほどの好物件。とりあえずまだその部屋では霊体験はしていないということです。物が少なくてガランとした部屋ではWindows XPが稼動していて、鍋を食べながら、DJテルはデスクトップ上でメディアプレイヤーを華麗に操作して矢井田瞳メドレーを披露してくれました。包丁もナイフもないので、向島くんの持ってきたケーキを箸で崩して食べます。
「新しいサイト名は考えてあるんだ」「なになに?」「それは秘密」という会話をした時の元ネットカリスマ・テルくんの表情は活き活きとしていました。ADSLが開通していないのでインターネットに接続できないと聞いて、なぜ生きていけるのかと驚きましたが、我ながらそこで驚くのもどうかと。
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12月
7日
(fri)
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アヤノもの2作品。短髪化後初のシングルとなるつじあやの「恋人どうし」は、歌詞で描かれる二人の距離の微妙さが切ないです。大木彩乃「冷たい世界」は、傷つくことを恐れて孤独を選ぼうとする一方で愛情を求めてしまう心情を描いたディープな楽曲。渡辺善太郎によるサウンドはちょっとドタバタしすぎかな。保守的なようでいて、そのくせ聴き手の胸をえぐるかのような大木彩乃の表現はますます磨きがかかってきた印象です。
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12月
6日
(thu)
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やまだないと「イはイチゴのイ」、松本大洋「吾 ナンバーファイブ」第1巻、貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン」第7巻購入。松本大洋もエヴァもフィギアとかは付いていない通常版の方です。2日のIKKIイベントで買った日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」第1巻、黒田硫黄「SEXY VOICE AND ROBO」第1巻も読めないまま、また週末を迎えることでしょう。
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12月
5日
(wed)
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よしきさんから教えてもらった、東芝EMIによる小沢健二メールマガジン。申し込むとそっけない登録完了メールがきます。解除方法なんて野暮なものはどこにも書いてありません。ていうか本当に書いてないよ、おい。
6日に同じく東芝EMIからのメジャーデビューを控えた氣志團のファンページ・石ころダイヤ。ネット上の記事へのリンクが便利です。
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中村愛美ファンの心痛を心配しつつ、「BUBKA」1月号を読みます。「モーヲタの部屋」には爆音娘。の際の会場やDJ陣の写真があって、眺めているだけで熱気にむせかえりそうです。でもビバ彦の文章が熱くてちょっと感動的。「JJ祭の私設モーニング娘。硬派」にある「モーニング娘。を好きになるほど、男のレベルが上がっていくね」という言葉も胸に迫ります。間違っているような気がしないでもないけど。その杉作J太郎がラッパーとして「LL.COOL.J太郎」でリリースしたカセット「I'm Badでいいかしら?」は非売品なのかな。古本収集のコーナー「WWF」にはなぜかOZ discの田口史人が登場しています。
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12月
4日
(tue)
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かつて初めて桜玉吉の「防衛漫玉日記」第1巻を電車の中で読んだ時には、笑いをこらえるのに必死で中耳炎になるか不審人物として通報されるかという状態になったものですが、「幽玄漫玉日記」ではむしろしみじみとすることが増えたので、電車の中で読んでもとりあえず安心です。それが良いのか悪いのかは分かりませんが、この可笑しくもほろ苦いテイストは嫌いではありません。
桜玉吉が恋心を寄せる無職の女の子・ぱそみちゃんと街で一緒にいる時に、元妻と娘に遭遇してしまう場面では、全部をシルエット処理にしてやがるもんだからまんまと物悲しい気分にさせられてしまいました。第5巻でも彼が鬱傾向にあることが少しだけ描かれていますが、それを前面に押し出してネタにすることはせず、この程度に小出しにして済ますことの方が、本人にとってはなかなか辛いのではないかと思います。エロな私小説マンガを描こうとしたものの恥ずかしさのために中断してしまう話には、鬱気質の人間ならではの煮え切らなさに複雑な気分になりながらも、彼が私小説マンガの練習として嘘を描いたという「ゼニの効用力について」の冒頭にまんまと騙された身としては、この雰囲気で作品が一本生み出されることに期待してしまいました。
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12月
3日
(mon)
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12月6日発売の及川光博「聖域〜サンクチュアリ〜」を聴いて、彼の性質があまりにも氷室京介に似ているので驚きました。その及川光博もファンらしいムーンライダーズの新作「Dire morons TRIBUNE」は12月12日発売。あまり期待していませんでしたが、蓋を開けてみたら久しぶりの快作です。いい歳こいてはっちゃけたサウンドで、まったくしぶといオヤジたちだよと言いながら、してやられた気分になりました。
でもかっちゃんに聞いて知ったのですが、今月から始まるツアーでは岡田徹が病気で欠席だとか。新作でもya-to-iでもテクノポップ感覚全開で冴えている彼だけに、ステージに立てないのは惜しいなぁ。
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12月
1日
(sat)
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新宿ルミネのABCで、「IKKI」のマンガ家のサイン会。日本橋ヨヲコさん目当てで行ったんですが、参加者が多くて整理券ももう無いので、終了後に挨拶。赤い髪の日本橋さんに「髪が伸びたね」と言ったらヅラだそうです。この日のために制作したという新聞とポストカードをもらいました。忙しいところありがとう、そしておつかれさま。控え室で日本橋さんと話しながら、横にいた黒田硫黄の方もチラチラ見てしまいました。
その後、さくらくん・ミヤビさん・金魚さんとお茶。小人数ですが、よく考えたら日本橋ヨヲコファンのオフ会じゃないの。
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それからミヤビさんと僕は原宿アストロホールへ。メジャーデビュー後初のSPANK HAPPYのライヴです。デビュー後といってもCDが入手困難な不思議な人たちで、ステージ上でもキングの責任を問うネタが連発され、怒りと当人たちのタチの悪さを漂わせていました。特に岩澤瞳ちゃんが。
いろいろありましたが、一言でまとめれば「いつも通り」。デビューした事実を忘れさせるほどで、瞳ちゃんも歌い出しのミスを連発。その分踊りが増えていて、主に太極拳を模した愉快な振り付けが中途半端に披露されていました。でも、ハーモニーは以前より向上していたな。そしてアンコールも含めて2時間半というのは彼ら最長のステージでしょう。最初から最後までVJを流していた青梅街道派のみなさんもおつかれさま。
今日は菊地成孔が発熱していたようで、必死に歌い踊る彼と、心ここにあらずという感じで歌う岩澤瞳の姿がいつもにも増して好対照でした。アンコールでなかなか出てこなかった時には菊地成孔がとうとう倒れたのかと思ったし、終演後に楽屋に行ったら菊地さんがぐったりとうなだれていたのには正直なところビビリました。あと、彼がスーツ姿で歌うと栗本慎一郎にそっくりで、ライヴの映像が「栗本慎一郎、OLと組んで歌手デビュー」と朝のワイドショーで放送されたら、全国の主婦が信じてしまいそうなほどです。
「雅子様、ご出産おめでとうございます。皇室大好き、SPANK HAPPYです!」
「SPANK HAPPYはベトナム戦争に反対します!」
などの発言で、時事問題に不必要に鋭敏なところと嘘臭さを感じさせるのも彼らならではでした。
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終演後、しばらく放浪した後に渋谷の飲み屋へ。ピロスエさん(この参加者リンクのソースを転用させてもらいました)、なかがわさん、瀧坂さん、ピノコさん、junneさん、渡辺兵馬くん、ハルヲさん、けふりんさん、佐藤さん、ひのさんと11人祭。
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